Infobloxが発表した新たなインフラインテリジェンスの展開
2026年6月30日、米カリフォルニア州サンタクララに本社を置くInfobloxは、Universal Asset Insights™の機能を大幅に強化することを発表しました。この新たなインフラインテリジェンスプラットフォームは、企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させる自信に満ちた基盤を提供します。
このプラットフォームは「Discovery(検出)」「Inventory(DB化)」「Insights(示唆)」の3つの柱を通じて、単なる資産検出に留まらず、AIや自動化を活用するための基盤を構築します。企業がAIを導入する際、信頼できるインフラデータの重要性がますます高まっており、そのデータが「動かなければならない」要素になりつつあります。近年では、多くの企業が従来のツールに依存し、データサイロの問題が幾つかの障壁となっているのが現状です。
信頼できるインフラ情報の重要性
従来の検出ツールでは、特定の時点での情報しか提供できず、その情報はあっという間に古くなります。このような状況では、手作業でのデータ突き合わせすら追いつかない課題が生まれます。AIの進化が加速する中、信頼できるインフラデータは「あると便利」ではなく「必須」であることが明らかとなりました。このような背景を踏まえ、InfobloxはDNSとDHCPに基づく革新的なアプローチを採用し、全ての資産をリアルタイムで可視化する方法を実現しています。
特にNordstromのシニアコアインフラストラクチャエンジニアであるAlexander Barrere氏も、Infoblox Universal Asset Insightsが環境を可視化し、自動化を加速させる基盤を提供することで、企業の運用効率を大幅に改善することに寄与していると強調しています。組織は、可視性を高めることで、ネットワーク資産に関する信頼できる情報を一元化し、自動化された運用を強化できます。
機能強化の具体的内容
Infoblox Universal Asset Insightsの強化された機能として、40以上の第三者APIとの連携、ServiceNow Graphコネクタの双方向CMDB同期の強化、ユーザーがカスタマイズしたダッシュボード作成、自然言語でのインフラデータ検索が特徴です。
これにより、クラウド、ネットワーキング、セキュリティなど、さまざまな環境から継続的にインフラデータを取り込むことが可能になり、ネットワーク全体の状況を可視化することができます。また、AIエージェントは、信頼できるインフラインベントリと結び付けられ、古いデータに基づく運用のリスクを軽減します。
未来に向けての展開
これらの機能は2026年7月から順次提供される予定であり、さらなる強化が行われる見込みです。Infoblox Universal Asset Insightsは、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境における自動化を進め、企業がデジタルイノベーションを加速させる手助けをします。
この新たなアプローチにより、IT部門はAIや自動化の導入に際して、信頼性の高いデータをもとにした自信を持った意思決定を行うことができるようになるでしょう。Infobloxは今後も企業のインフラ管理を革新し続け、ビジネスの俊敏性と回復力を支えていくことでしょう。