フランス・パリで高知の特産「土佐文旦果汁」プロモーション!
日本が誇る高知県の特産「土佐文旦果汁」のプロモーションが、フランスのラグジュアリーホテル「PARK HYATT PARIS」で初めて開催されることが発表されました。この企画は、2025年11月1日から11月30日までの1ヶ月間にわたり、同ホテルのメインバーにて展開される特別なイベントとなっています。果汁を使用したカクテルを提供し、高知の自然と豊かな食文化をフランスの地で紹介する貴重な機会です。
このプロモーションでは、「PARK HYATT PARIS」がオリジナルカクテルとして考案した「土佐文旦カクテル」が登場します。土佐文旦の特徴である上品な甘さと爽やかな酸味を生かした一杯は、フランスのセレブリティたちに新しい味覚の体験を提供することでしょう。
土佐文旦とは?
土佐文旦(とさぶんたん)は、高知県を代表する柑橘で、全国の文旦生産量の約95%を占めるという重要な地位を持つ果物です。その豊かな風味と高品質な果汁は、国内外のシェフやパティシエから高く評価されています。このたび、フランスに運ばれる土佐文旦の果汁は、土佐市に拠点を置く「土佐文旦産直協同組合」が丹精込めて育てたものです。
文旦は4月から5月にかけて開花、6月には摘果が行われ、10月から11月にかけて果実が確認され、12月下旬から1月中旬の時期に収穫されます。この過程を経た果実は「室」と呼ばれる貯蔵庫でじっくり追熟され、甘みと香りが引き出されます。こうして育てられた土佐文旦の果汁は、国内外で人気を集めています。
海外でも注目される日本の食文化
このプロモーションは、株式会社イーストが展開する「France et Kochi 食の架け橋プロジェクト」の一環であり、フランスで実際に「土佐文旦」が使用されることを目的としています。高知の食文化を海外に広めるために、日本にいるシェフや関係者が協力し、新たな魅力を引き出していく計画が進められています。
さらに、土佐文旦の果汁を使用した試飲・試食会も、バスク地方のレストラン「ETXE NAMI」にて実施されます。高知出身のシェフが腕をふるい、現地の食関係者に土佐文旦の新たな楽しみ方を紹介します。
未来への期待
このプロモーションは高知県の魅力を国内外に発信する新たな一歩となります。フランスでの反応を契機に、今後も新たな販路の開拓を進めていくことでしょう。「土佐文旦」の美味しさを通じて、高知の豊かな自然や食文化が一層浸透していくことを期待したいものです。
高知とフランスの架け橋がどのように文化をつなげていくのか、今後の展開に注目していきたいと思います。東京からも応援したい、土佐文旦の新たな挑戦。今後の動きから目が離せません!