オンライン漫画持ち込みイベント「モチコミonline」が漫画家デビューを後押しする

オンラインで漫画家志望者を支援する「モチコミonline」

セルシスが運営する「モチコミonline」は、漫画を描く新たな才能を発見するための革新的なオンラインプラットフォームです。今回の第9回目のイベントでは、80の編集部や団体から180人の編集者が参加し、漫画家志望者たちとの貴重なマッチングの場を提供しました。

第9回イベントの成功

2025年12月6日に開催された第9回「モチコミonline」では、参加者から高評価を得ることができました。アンケート結果によると、編集者の86.8%、持ち込み希望者の80.4%がそれぞれ「非常に満足」という結果となり、多くの人々がこのイベントを通じて貴重な出会いを果たしました。

「モチコミonline」の意義

このサービスは、特に地域に住む漫画家志望者や、平日の時間が取りにくい社会人にとって多大なメリットをもたらします。編集者との持ち込み機会が限られた状況で、効率的にアドバイスを受けられたり、マンガの修正ポイントを指摘してもらうことができます。

今日のデジタル時代において、オンラインの利点を活かした持ち込みイベントは、新たな創作の可能性を広げていると言えるでしょう。

デビューに繋がった作品たち

「モチコミonline」から生まれた漫画家たちも少なくありません。直近のデビュー作品のいくつかを紹介します。

- 『むつ子、精をつけます！』

連載開始日：2025年12月5日
作家名：すうあんこ
詳細リンク：コミックNewtype

- 『恋するネビュラ』

読切掲載日：2025年12月27日
作家名：駒木田大平
詳細リンク：ヤングドラゴンエイジ

- 『よあけのキッチン』

連載開始日：2026年1月11日
作家名：びっくりした！
詳細リンク：MANGAバル

参加者の声

参加者は、各自のマンガに対して具体的なフィードバックを受けられることが多く、実際のマッチングを通じて編集者と関係を築けたとの声が寄せられています。多くの人がこの機会を通じて、自分の作品に対しての理解を深め、次のステップへと進むことができたと言います。

例として、持ち込み希望者の中には、「のびしろを見つけてもらい、実際に担当がついた」という満足の声もあり、このイベントが彼らにとって重要な転機となったことが伺えます。また、編集者側でも「同じ熱意を持った漫画家たちと出会える貴重な場」と評価されています。

今後の展望

セルシスは、次回の「モチコミonline」の開催を2026年3月に予定しています。漫画家を目指す皆さんにとって、また新たなチャンスが開かれることを期待しています。

「モチコミonline」への参加方法や詳細は、公式サイトで確認できます。クリエイターの夢を応援し続けるこのイベントから、どれだけの才能がデビューを果たすのか、今後からも目が離せません。