ロジクロス大阪大正Ⅱ
2025-02-20 10:32:20

新たな冷凍冷蔵物流拠点「ロジクロス大阪大正Ⅱ」着工

新たな冷凍冷蔵物流拠点「ロジクロス大阪大正Ⅱ」着工



2025年1月20日、三菱地所株式会社、農林中央金庫、JA三井リース建物株式会社、東銀リース株式会社の4社が共同で計画した冷凍冷蔵物流施設「ロジクロス大阪大正Ⅱ」の着工が発表されました。この施設は、大阪市大正区鶴町に位置し、延床面積約45,430㎡を誇る4階建てのマルチテナント型の物流拠点となる予定です。

幅広いニーズに応える仕様


本物件の最大の特徴は、全区画が温度可変式である点です。-21℃から+5℃までの温度設定が可能という柔軟性は、冷凍冷蔵食品や医薬品を扱う企業にとって非常に重要です。特に日本では、冷凍冷蔵物流のニーズが年々高まっており、既存施設の老朽化と新たな需要への対応が急務となっています。

好立地なアクセス


「ロジクロス大阪大正Ⅱ」は、大阪港や関西消費地へも良好なアクセスを誇ります。また動物検疫所指定倉庫や保税倉庫としても利用でき、多様な物流機能を兼ね備えているため、今後の発展が期待されます。自動車や公共交通機関でのアクセスも便利で、周辺地域にとっても物流のハブとしての役割を果たすことでしょう。

環境への配慮


環境問題も軽視できない現代にあって、本物件は旭日ケースの環境性能を重視しています。屋上には太陽光パネルを設置し、自然冷媒を利用するなどして、持続可能な運営を目指しています。さらに、環境性能評価である「CASBEE」や「ZEB」の最高ランクを取得予定であることもその特徴の一つです。

物流業界における新たな挑戦


近年、物流業界では自社開発が難しくなってきていますが、マルチテナント型施設の供給によって初期投資を抑えつつ、迅速な立ち上げが可能になります。この新しい試みは、多くの荷主企業にとって一時利用や拠点の立ち上げに最適な選択肢となるでしょう。

まとめ


この「ロジクロス大阪大正Ⅱ」は、冷凍冷蔵物流のニーズに応えるべく、数多くの先進的な特徴を備えています。冷凍冷蔵食品や医薬品に特化した温度管理、優れた立地条件、そして環境への配慮が融合したこの施設は、地域や企業に新たな価値をもたらすことが期待されています。

2026年10月の竣工を見据え、今後の動向に注目です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

関連リンク

サードペディア百科事典: 三菱地所 ロジクロス大阪大正Ⅱ 冷凍冷蔵物流

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。