岡山大がマレーシアに開所
2025-06-03 22:56:21

岡山大学がマレーシアに日本留学情報センターを開設、国際的な交流が新たな展開に

岡山大学が2025年5月16日にマレーシアプトラ大学内にて「岡山大学日本留学情報センター(OJEIC)」を開設しました。この開所式は文部科学省が委託した「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業」の一環で、国際的な学術交流を促進することを目的としています。

開所式には、岡山大学の那須保友学長や鈴木孝義副学長、農学部の一瀬勇規部長などが出席しました。また、在マレーシア日本国大使館の四方敬之大使やUPMの副学長をはじめ、百名以上の関係者が参加しました。式典では、四方大使が日馬連携の重要性を強調した一方で、UPMの副学長は教育や研究の連携がより一層進むことへの期待を寄せました。

特記すべきは、開所式の前に実施された「日本留学セミナー」。約90名のUPMの学生が参加し、日本留学の魅力や実際の体験談を聞く貴重な機会となりました。一瀬農学部長が日本の大学とその特色ある研究を紹介するとともに、UPM卒業生のDr. Siang Hee Tan氏が自身の留学経験を語りました。さらに、国際交流基金の職員が助成金制度などの支援情報を提供し、参加者と積極的に交流が行われました。

この開所により、様々なプログラムが実施される予定です。岡山大学は、マレーシアを拠点にすることで現地の大学や関連機関との連携を深め、日本留学を志す学生を幅広く支援していく考えです。

岡山大学は、これまでに文部科学省の受託事業を通じて、日本留学の魅力をアジア各国に広める活動を展開してきました。特にASEAN諸国における留学生数の増加を目指し、様々な拠点を設け、支援活動を行っています。今後も本事業を通じて東南アジア地域からの留学生をさらに増やし、国際的な教育環境を整える努力を続ける予定です。

この新たな取り組みについて、岡山大学の那須学長は「今後の活動に期待が高まります」と語り、さらなる国際交流の促進を目指す意気込みを見せました。岡山大学は地域中核・特色ある研究大学として、これからも持続的な発展を目指していく意向を示しています。

今後も、岡山大学の国際的な取り組みや成果に注目していきたいところです。事務所を開設したマレーシアでは、日本に対する関心がますます高まりつつあります。今後は、現地の学生たちが岡山大学で学び、国際的な視野を広げる機会が一層増えることでしょう。岡山大学の国際交流の新しい展開に期待が高まるばかりです。


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