高齢犬猫が安心して暮らせる場所づくりの新しい挑戦
高齢犬や猫が飼い主と突然別れた後も、安心して暮らせる社会の実現に向けた新しいプロジェクトが始まりました。東京都港区に拠点を置くNPO法人しっぽの約束は、この活動の理念を広めるためのアニメーション動画を公開しました。アニメは特定の支援を呼びかけるものではなく、多くの人々に人と動物の関係、そして「最後まで寄り添うこと」の意味について考えるきっかけを提供するために制作されています。
活動の背景
私たちが直面している現実は、高齢化や入院、施設入所といった生活環境の変化によって犬や猫の飼育が困難になるケースが増えていることです。特に高齢の犬や猫は、新たな引き取り先が見つかりにくく、行き場を失ってしまうことが多くなっています。それに対し、しっぽの約束はあくまで社会全体でこの課題を支えていくべきだと捉え、活動を進めています。
アニメーション動画によるメッセージ配信
今回のアニメーション動画を通じて、しっぽの約束が目指すのは「共感と対話の場」を生み出すことです。飼い主と離れた犬や猫が置かれている状況をリアルに伝えることで、より多くの人がこの問題に関心を持ち、「寄り添うこと」について考えるきっかけとなることを期待しています。
高齢犬猫の居場所づくり構想
さらに、しっぽの約束では、埼玉県寄居町に高齢犬や猫のための居場所を構築する計画を進行中です。物件の取得や改修を進めており、3月末には拠点が完成予定です。桜が咲く季節には内覧会を開催し、多くの人々に見学を呼びかける予定です。現在、法人の設立や体制整備を行っている段階ですが、着実に進めていくことを目指しています。
クラウドファンディングへの取り組み
しっぽの約束が実施しているクラウドファンディングは、単に資金調達の手段ではありません。このプロジェクトの背景や課題を社会に広め、共に考えてくださるフレンズを探すためのプラットフォームとして位置づけています。共感を通じてつながることで、その輪を少しずつ広げていきたいと考えています。
社会との関係構築
この活動を続けるために、資金調達の方法だけでなく、社会との関係の築き方も大切にしています。特に、ウェルス・マネジメントや社会課題に向き合う企業と提携しながら、私たちの理念や活動の周知に努めています。アニメーション動画の制作やクラウドファンディングの企画においても、正しい情報を広めていくことを重視しています。
代表者のメッセージ
NPO法人しっぽの約束の代表理事、中川有紀子氏は、「高齢の犬や猫の問題は、動物だけの問題ではなく、人の生き方や社会の在り方と深く結びついています。私たちはこの問題を“かわいそうだから助ける”だけではなく、社会全体で支えていくべきものとして捉えたい」と述べています。この動画が新たな対話の場となることを願っています。
団体概要(予定)
参考情報
- - クラウドファンディング:開催中(締切:2月15日)CAMPFIRE
- - アニメーション動画:YouTubeで視聴可能