FM AICHIラジオCMコンテスト2025の結果発表
今年の夏、全国から3032件の応募があった「FM AICHI ラジオCMコンテスト2025」がついに結果を発表しました。特別審査員として、株式会社東北新社のクリエイティブアドバイザー、中島信也氏が関与し、審査が行われました。
グランプリ受賞作品
グランプリを獲得したのは、愛知県在住の脇川一也さんによる「中止案」。この作品は、下呂温泉の「水明館」に宿泊したくなるような内容となっており、織田信長とその家来が大きな決断を迫られるコミカルかつ壮大なストーリーが展開されます。
中島信也氏は、「温泉がもたらす平和」というテーマを評価し、現代においてこのメッセージが持つ意味を称賛しました。グランプリには10万円の賞金と賞状が贈られ、受賞作は11月以降FM AICHIで放送される予定です。
学生賞と協賛企業賞
学生賞に選ばれたのは、愛知県在住の林音琴さんの作品「今日もおうち日和」。このCMは、賃貸検索サイト「ニッショー.jp」をテーマに、小さな子供と母親の心温まる会話が描かれています。学生賞には2万円の賞金と賞状が贈呈されます。
また、協賛企業賞には計10作品が選ばれました。各協賛社ごとに1作品ずつ、テーマに特化したユニークなCMが評価され、クリエイティブなアイデアが光りました。例えば、日東工業株式会社による「私たちが守る」や、グループエスカラデーの「未来の子どもたちへ」など、聴く人にメッセージが届く作品が目立ちます。
コンクールに向けた情熱と経緯
このコンペティションの特徴は、選考者である中島信也氏が、応募作品を選ぶ際に「音声になったときの魅力」を重視したことです。ラジオという媒体では、聴取者の興味を引く必要があり、応募作の中から最も印象に残る作品を選出しました。中島氏は、自身の責任の重さを感じつつも、応募者たちのクリエイティブなエネルギーを大いに楽しんだとコメントしています。
ファイナリスト作品
惜しくもグランプリには届かなかったものの、最終審査まで進んだ作品は「ファイナリスト」として公開されます。参加者たちはそれぞれ独自の視点でラジオCMを創り上げ、各々の魅力が詰まっています。作品の詳細はFM AICHIの公式サイトで確認できます。
まとめ
FM AICHI ラジオCMコンテスト2025は、参加者の創造力と情熱が光るイベントとなり、受賞作品は今後多くのリスナーに聴かれることになります。多様なテーマに基づいたCMは、それぞれのストーリーがあるため、聴取者に新たな視点や感動を与えることでしょう。受賞者の皆さま、おめでとうございます!