令和7年度の都立文化施設が発表！多彩な展覧会やイベント情報

令和7年度の都立文化施設が発表！

2025年度の都立文化施設では、訪問者が楽しめる多くの催しが予定されています。特に今年は東京都写真美術館と東京都現代美術館が開館30周年を迎え、多彩な記念展が目白押しです。新たにアートを楽しむ機会とともに、施設の再開も期待されています。

主な事業ラインアップ

1. 江戸東京たてもの園

特別展「江戸東京博物館コレクション～江戸東京のくらしと食べ物～」（2025年3月20日～6月15日）
この特別展では、江戸東京の歴史を「食」に焦点を当てて紹介します。和食の成り立ちや、明治以降に西洋料理が広まった背景も探り、当時の庶民の生活における食文化の変遷に迫ります。

2. 東京都美術館

特別展「ゴッホ展家族がつないだ画家の夢」（2025年9月12日～12月21日）
この展覧会では、ファン・ゴッホの家族が保持してきた貴重なコレクションを紹介します。30点以上の作品と、日本初公開の手紙が展示され、ファン・ゴッホの魅力が再発見される機会になるでしょう。

3. 東京都庭園美術館

「ヴァンクリーフ＆アーペルハイジュエリーが語るアール・デコ」（2025年9月27日～2026年1月18日）
アール・デコの博覧会から100周年を記念し、ヴァンクリーフ＆アーペルの秀作を一堂に展示します。特に「ローズブレスレット」など、歴史的価値のある名品が目を引きます。

4. 東京都写真美術館

総合開館30周年記念ルイジ・ギッリ（2025年7月3日～9月28日）
イタリアの注目の写真家、ルイジ・ギッリのアジア初の美術館個展が開催されます。空間や光への美的感覚を駆使し、ユーモラスな視点で世界を描く作品が観覧者を惹きつけることでしょう。

5. 東京都現代美術館

開館30周年記念展（2025年8月23日～11月24日）
国際展として多彩なアート作品を通じて、美術館の未来を探求します。展示を通じて、空間がどのように変化し、人々に影響を与えるのかを考える機会となるでしょう。

6. トーキョーアーツアンドスペース

レジデンス2025成果発表展（第1期2025年5月17日～6月22日、第2期2025年7月5日～8月10日）
海外や東京で制作を行ったアーティストたちの作品が一堂に展示されます。多様な視点から生まれた作品をぜひお楽しみください。

7. 東京都渋谷公園通りギャラリー

アール・ブリュットゼン＆ナウ Vol.4英国作家展（2025年6月21日～8月31日）
英国のアール・ブリュット作家に焦点を当てた展覧会で、長年活動を続ける作家たちの作品が紹介されます。そして、特別ゲストキュレーターが英国の動向をさまざまな視点から検証します。

8. 東京文化会館

IRCAMシネマ「チャップリン・ファクトリー」（2025年11月14日）
チャップリンの名作を基にした無声映画に、生演奏が組み合わさり、没入感ある体験を提供します。

9. 東京芸術劇場

芸劇オータムセレクション「Mary Said What She Said」（2025年10月）
フランスの名女優イザベル・ユペールがスコットランド女王メアリー・スチュアートを一人芝居で演じます。演出は前衛的な作風で知られるロバート・ウィルソンです。

10. 大規模改修工事予定の東京都江戸東京博物館

この博物館は2026年春まで休館予定です。工事後の新たな展示にも期待が集まります。

これらのイベントは変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご覧ください。東京都歴史文化財団が2025年度に展開する文化プログラム「TOKYO FORWARD 2025」が、様々なアートの形で多様性のある文化を育むことに貢献しています。これからの東京文化に乞うご期待です。