2025年度グッドデザイン賞受賞のbioタオル、環境に優しい新素材を使用

bioタオルが2025年度グッドデザイン賞を受賞

京都に拠点を置くBioworks株式会社から自社ブランド「bio」が展開するタオルが、2025年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この受賞は、次世代合成繊維「PlaX」とコットンを組み合わせた新しい素材によるもので、環境に優しいだけでなく、使いやすさや快適性も兼ね備えています。

bioタオルの特徴

bioタオルは、優れた吸水速乾性をもち、さらに乳酸由来の抗菌・防臭機能が備わっています。そのため、日常的に使う際の快適さを向上させ、清潔さを保つことができます。タオルを日常的に使用する多くの人々にとって、この機能は非常に重要です。タオルは毎日使うものですが、通常はありがちな臭いや湿気が問題になることも多いです。しかし、bioタオルはそういった悩みを解消してくれます。

この製品を開発した背景には、サトウキビを原料とした植物由来の合成繊維「PlaX」があります。この素材は、石油由来の繊維を代替することで、環境問題に寄与しようという目的のもとに開発されました。Bioは、日常生活の中でこの新素材が自然に受け入れられる未来を目指しており、様々な商品にこの素材を採用していくことを計画しています。

bioタオルの構造

bioタオルは、基布部分にコットン100%を使用し、パイル部分にはコットン70%とPlaX30%の混合糸を利用しています。この設計により、柔らかな肌触りと高い機能性を両立させることができました。特に、肌に優しい弱酸性設計で、敏感肌の方でも安心してお使いいただけます。

乳酸の作用により、タオル上の雑菌の繁殖を最大99.9%抑制することが実証されており、部屋干し臭の原因となる菌や肌荒れを引き起こす菌からも守ってくれます。今治タオルの高い品質基準も満たしているため、使用するたびに心地よさを感じられるでしょう。

サイズとデザイン

普段使いにはもちろん、旅行にも便利なように設計されたbioタオルは、持ち運びに配慮した適度な厚みを持ち合わせています。素材はシンプルでありながらも落ち着いた色展開が魅力的で、どのライフスタイルにもフィットします。サイズについては、ハンカチからバスタオルまで、全4種類が展開されています。これにより、様々なシチュエーションに合わせて選ぶことができます。

- bioタオルハンカチ: サイズ25×25cm、価格933円（税込）
- bioフェイスタオル: サイズ34×80cm、価格2,090円（税込）
- bioミニバスタオル: サイズ34×120cm、価格2,310円（税込）
- bioバスタオル: サイズ60×120cm、価格4,400円（税込）

ブランディングと未来への展望

Bioworksは、今回の受賞を機にbioタオルの魅力を広く伝え、次世代合成繊維PlaXの認知度を高めることを目指しています。これからも機能性と快適性の両方を兼ね備えた製品を開発し、生活の質を向上させることに取り組むことが期待されます。

また、2025年11月1日から5日まで、東京ミッドタウンで開催される「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」では、bioタオルを実際に体験できる機会も提供されます。この展示会では、多くの優れたデザイン商品が一堂に会するため、ぜひ足を運んでみてください。