2026年度早稲田大学内ミュージアム企画展示ラインナップ
東京・新宿区に位置する早稲田大学は、文化資産を広範囲にわたり所蔵しており、地域社会や市民への公開を積極的に行っています。2026年度の上半期もこの伝統に基づき、多彩な企画展示が用意されています。今回はそのラインナップを詳しくご紹介いたします。
大学ミュージアムの魅力
早稲田大学には、坪内博士記念演劇博物館、會津八一記念博物館、歴史館、国際文学館(村上春樹ライブラリー)、早稲田スポーツミュージアム、本庄早稲田の杜ミュージアムの6つの主要ミュージアムがあります。それぞれのミュージアムが持つ独自の特徴と展示によって、訪れる人々はジャンルを超えた文化的体験を楽しむことができます。
注目の企画展示一覧
「千変万化する恋:日本のロマンチック・コメディ映画の輝き」
- - 会期:2026年5月15日(金)~8月2日(日)
- - 会場:坪内博士記念演劇博物館
この企画展では、「恋愛」というテーマを通じて、日本のロマンチック・コメディ映画が描く多様な恋の姿に焦点を当てています。新婚夫婦の葛藤や自由恋愛の表現など、恋愛観や社会風俗がどのように変化してきたかを探ります。また、近年ではトランスナショナルな広がりを見せる映画やドラマの影響にも注目することができます。
『ミス・サイゴン』から見る世界:戦争、難民、そして文学
- - 会期:2026年5月1日(金)~11月8日(日)
- - 会場:国際文学館、早稲田大学歴史館
この展示は、ベトナム戦争の歴史を背景に、難民となった人々がどのように文化を形成していったのかに迫ります。1989年に発表されたミュージカル『ミス・サイゴン』をきっかけに、戦争が人々の人生や文化に与える影響を見つめ直します。
雲岡へのまなざし:小川晴暘が見つめた中国仏教遺跡
- - 会期:(開催中)~2026年5月31日(日)
- - 会場:會津八一記念博物館
この展示は、北魏時代に造営された雲岡石窟について、小川晴暘が撮影した資料を通して彼の視点を紹介します。
幕末明治の禅書画
- - 会期:(開催中)~2026年5月22日(金)
- - 会場:會津八一記念博物館
幕末から明治時代にかけての禅僧の作品を中心に、その変革の流れを解き明かしていきます。
早稲田大学の時間:藪野健旅するキャンパス
- - 会期:(開催中)~2026年4月21日(火)
- - 会場:早稲田大学歴史館
藪野健が描く水彩画を通じて、早稲田大学キャンパスの空気や時の流れを感じる展示です。
常設展示のリニューアル
また、2026年3月16日には早稲田大学歴史館の常設展示がリニューアルされ、「進取の精神」エリアが拡充されました。大学の歴史をより深く理解するための豊富な資料が揃っています。
これら多彩な企画展示は、いずれも早稲田キャンパスおよび各ミュージアムのHPで詳細が確認できるため、ぜひ訪れる際にはチェックしてみてください。文化に触れる喜びを感じながら、学びの場でもあるこのミュージアムでのひとときをお楽しみください。