ボクシングフィットネスのZEAL、急成長の背景に2.9億円資金調達

ボクシングフィットネスの新たな潮流

東京を拠点に成長を続ける株式会社ZEALの「ZEAL BOXING FITNESS」。このフィットネスブランドは、全国で展開を加速し、1年で35店舗を開設したことが話題になっています。主に初心者向けに設計されたそのジムは、「日常にないワクワクを」というビジョンのもと、楽しさを通じて運動習慣を広めようとしています。

近日、系列Aラウンドにおいて2.9億円の資金調達を成功させたZEALは、リード投資家のXTech Venturesをはじめ、ニッセイ・キャピタルやW fundからも追加出資を受けています。この資金は、店舗の拡大や人材の採用、本部機能の強化に充てられる予定です。

直面するフィットネス市場の変革

日本国内のフィットネス業界は、既存の12,543件の施設に対して、ボクシングジムはわずか279件に過ぎません。しかし、ZEAL BOXING FITNESSが開設することで、参加する人々に新しい運動体験を提供することが期待されています。市場には潜在的な成長の余地が広がっています。

実際、ボクシングフィットネスのユーザー数は、わずか1年で約10倍に増加。これからも需要は高まり続けると予想され、この「ブルーオーシャン」と呼ばれる市場での競争力を生かすチャンスが膨らんでいます。

資金調達の目的と未来への展望

調達した資金は、2028年3月までに店舗を500店舗に増やすための出店ペースを加速するために活用されます。また、事業推進やマーケティング、管理体制を強化するため、本部機能の整備も重要な役割を果たします。さらに、テクノロジーを駆使した新サービスの開発も進められ、アプリやウェアラブルデバイスを利用したフィットネス体験が提供されます。

XTech Venturesの手嶋浩己は、ZEALが提供するフィットネスの内容はただの運動ではなく、ボクシングを通じた新しい体験であると評価。さらに、デジタルエンターテインメントによる展開を見込んでおり、全く新しいフィットネス文化を形成することを期待しています。

当社の理念と今後の戦略

代表取締役の渡會雄一氏は、「運動習慣を楽しみながら身につけることが社会における健康を促進する」と強調。ひき続き、楽しいボクシング体験の提供を通じて、フィットネスの新たな価値を創出する方針を示しています。

最後に、ZEALでは経営企画や事業開発、マーケティング担当者を募集中です。興味のある方は、公式サイトから詳細をチェックしてみて下さい。

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