伝説の検視官が熊野古道の謎に挑む!
BS日テレのオリジナルドラマ、令和サスペンス劇場「旅人検視官 道場修作」の第5弾が2023年12月に放送されます。このシリーズは、内藤剛志さんが演じる元警視庁検視官・道場修作が、亡き妻の思い出を辿りながら日本各地を旅し、数々の事件に巻き込まれる様子を描いています。今回は和歌山県の熊野古道を舞台に、さらなる謎とドラマが展開されることが予告されています。
熊野古道の魅力と物語の核心
本作の舞台である熊野古道は、世界遺産にも登録されている美しい風景が広がる場所です。道場は亡き妻が残した雑記帳を手に、それに記された場所を訪れながら、失った時間を取り戻そうと奮闘します。しかし、旅先で出会った地元の神社宮司・松木喜久(佐野史郎)とその妻・紀子(清水美砂)との交流を通じて、過去の悲しみや事件に直面することになります。
内藤さんは、今回の物語の核となるテーマについて「登場人物が何かを失った人たち。命や夢、そして家族を失った人たちが、自分自身を取り戻すドラマ」と語っています。このような深いテーマ性が、サスペンスだけでなく、心温まる旅情も感じさせる一因となっています。
謎が交錯する壮大なストーリー
物語は、道場が海岸の岩陰で発見された身元不明の遺体と遭遇することから始まります。第一通報者となった道場は、無意識のうちに地元若手鑑識係・池村渚(佐々木春香)に捜査のアドバイスをする羽目になります。服毒死と見られる遺体、20年前の悲劇、絡み合う愛憎劇と完璧なアリバイ。この複雑に交差する叙事詩的な物語は、多くの視聴者に強い印象を与えることでしょう。
過去作の再放送と視聴者へのメッセージ
また、最新作の放送を記念して、シリーズの過去作が3週連続で再放送されることが決定しました。これまでの道場修作の旅を振り返ることで、新作をより楽しむための準備が整います。過去の作品では、鹿児島や富山、庄内など日本各地を巡る中で、道場がどのように事件に挑んできたのかをお楽しみください。
内藤剛志さんは視聴者へのメッセージとして「熊野古道の美しい景色やご当地グルメを堪能しつつ、謎解きを楽しんでほしい」と語っています。また、妻由美子との再会の期待を込めて、視聴者にとっても感情的な旅となることを約束しています。
放送情報
- - 番組名:旅人検視官 道場修作 和歌山県 南紀勝浦温泉殺人事件
- - 放送日時:8月23日(土)よる7時~8時55分(字幕放送)
新たな感動と緊張感が待つ道場修作の旅。ぜひ、放送をお見逃しなく!