シビックプライドランキング2023が発表
読売広告社が実施した最新のシビックプライド調査により、日本の都市に対する住民の「愛着」や「誇り」が明らかになりました。この調査は初めて全国規模で行われ、278の自治体が対象となりました。その結果、総合ランキングで東京都の中央区が栄えある1位に輝きました。
シビックプライドとは何か
シビックプライド(Civic Pride)とは、特定の地域に対する住民の誇りや愛着を表す言葉です。これは、住民が自分の地域をより良い場所にするために積極的に関与する意識に基づいています。国土交通省もこの概念に注目し、今後の都市再生政策における重要なテーマとなっています。
調査の結果で見えた傾向
調査の結果、20代と30代の間で人気を集めたのは、関西圏の高槻市(1位)、明石市(2位)、西宮市(3位)です。その一方で、50代以上では東京都心の中央区(1位)、文京区(2位)、渋谷区(3位)が上位を占めています。これにより、若年層が地域へのコミットメントを反映させる一方で、年長層は自分の過ごしやすさに重点を置く様子が見受けられました。
中央区:誇り高き街
中央区は、全国調査での1位に返り咲き、多彩な魅力を持つ都市として改めて評価されました。銀座や日本橋のような繁華街、また、江戸の歴史を感じる小路や商店街、さらには公共施設や公園の整備が住民からの評価を集めました。特に、人々が歩きたくなる個性豊かな街並みや、地域イベントの風景が中央区の魅力を高めています。
鎌倉市の存在感
「今後も住み続けたい街」として首位に立ったのは神奈川県の鎌倉市です。ここは、住民が自分の街に対する愛着を強く持ち、地域へ関与したいという意識が高く、まさにシビックプライドを体現した街といえるでしょう。
高槻市の飛躍
高槻市は、過去には30位以内に入ることも難しかったものの、今回の調査で見事な3位に躍進しました。この背景には、地域の歴史を活かしたまちづくりや生活利便性の改善、子育て支援などが大いに寄与しています。
まとめ
今回のシビックプライド調査からは、地域に対する愛着や誇りの形成が、住民の関与や活動によって高まることがわかります。中央区のように多様な魅力を持つ街や、鎌倉市のように住民意識が高い街、自らの魅力を伝えるストーリーを持つ地域が、今後の日本の都市づくりにおいて重要な役割を果たすことでしょう。これからも、シビックプライドを育む取り組みが進み、各地の魅力がさらに広がることを期待しています。