日本人アーティストDan Mitchel、ハリウッド映画祭での輝かしい入選と新たな挑戦

Dan Mitchel、ハリウッド挑戦の舞台裏

日本人ドラマティックアーティストのDan Mitchel（ダン・ミッチェル）が、ハリウッドで開催される「HRIFF（Hollywood Reel Independent Film Festival）」にて、その才能を評価され入選しました。3月5日には、ロサンゼルスの超一流エンターテイメント施設L.A.LIVEにて、彼が自ら監督・脚本・主演・プロデュースした新作映画「A Love Story in The Summer」の上映が予定されています。これにより、Danは新たな歴史を刻むこととなります。

10年前の夢が形に

今回の作品は、Danが10年前に見た夢からインスパイアを受けて制作されたといいます。「もし別れた彼女が、自分を好きだった頃にタイムスリップしてきたら、どうなるか？」という独自の視点から、彼は観客を惹きつける物語を紡ぎ出しました。この作品は、全編が英語で構成され、富士山の美しい景観を背景にした男女の会話劇として描かれています。

経験豊富な制作陣

撮影には、撮影監督の前川達彦が参加し、音声制作には「カメラを止めるな！」で日本アカデミー賞を受賞した録音技師の古茂田耕吉が担当しています。共に60歳を超える熟練した技術者たちによるサポートにより、Danの初監督作品がさらに魅力的に仕上がっています。また、音楽はピアニスト・ソングライターのAiko Yoshibaが担当し、彼女は映像を見つつインスピレーションを得て楽曲を制作。今作のオリジナル・サウンドトラックは、Apple MusicやSpotifyでも配信されています。

三刀流でのハリウッドデビュー

さらに主題歌にはDan自身が作詞・作曲・編曲を手掛けた「My love」が使用され、俳優、監督、シンガーソングライターとしての三刀流でのハリウッドデビューを果たすことになります。

ハリウッドの象徴でのパフォーマンス

Danは「Walk of Fame」での路上ライブも予定しており、彼の海外挑戦の軌跡を記録するドキュメンタリーも制作されています。このライブでは、彼が得意とするWhitney HoustonやQueen、Michael Jacksonの楽曲を演奏し、さらなる海外進出の足がかりを狙っています。

クラウドファンディングでの挑戦

入選を知ったDanは、3月の渡航やドキュメンタリー制作に向けてクラウドファンディングを実行。目標金額200万円の半分近くの支援を集め、様々なリターンを用意しています。音楽や映像制作に関するサービス、高校数学をマスターするための教育プログラムなど、多彩な内容が並びます。

SNSでのリアルタイム配信

渡米中にはゲリラ的にSNS配信も行う予定で、彼のハリウッドでの冒険をフォロワーとの共有を図るとのこと。

今後の展開

Dan MitchelはHRIFFでの成果を活かし、国内でのアート活動も続ける予定です。3月29日には代々木八幡にて新しいイベントを企画し、音楽制作のプロセスを一般の人々に体験してもらう機会を設けることが決まっています。彼のハリウッド挑戦の裏話も聞ける貴重な場となることでしょう。

Danは「これがスタート地点」だとし、さらなる挑戦に向けて意気込んでいます。彼の活躍から目が離せません。私たちも彼の道のりを応援し続けましょう。