未来の公園展
2025-02-12 11:46:21

未来を創るアート展「みんなでつくる未来の公園」開催情報をお届け

「みんなでつくる未来の公園 ヘラルボニーと宮沢賢治」



2025年2月21日から3月20日まで、東京のBAG-Brillia Art Galleryで開催される企画展は、話題のアートプロジェクトです。この展覧会は、宮沢賢治の物語「虔十公園林」からインスパイアを受け、新たな視点での公園創造を目指したものです。主催する東京建物株式会社と、ヘラルボニーによる狙いについて探ってみましょう。

異彩を放つクリエイティブカンパニー



ヘラルボニーは、「異彩を、 放て。」というミッションのもと、障害に対する偏見を変え、新たな文化を生み出すクリエイティブカンパニーです。今回は、代表の松田崇弥氏と文登氏が、故郷の岩手県で生まれた宮沢賢治の「虔十公園林」に着想を得て、この展覧会を構想しました。この作品は、主人公の虔十が植物が育ちにくい土地に700本の杉苗を植え、その後の世代の遊び場となる物語を描いています。

宮沢賢治と共生社会への挑戦



「虔十公園林」は、私たちが日常の常識や先入観から解放され、100年後を見据えた文化を創造するチャンスに満ちています。虔十の行動は、現代の多様性を象徴し、共生社会を目指すヘラルボニーの理念と共鳴しています。この展覧会では、参加者が自身のアートを創作し、来るべき未来の為に思いを繋げる機会が提供されます。

展示内容と参加型アートワークショップ



展覧会では、展示が行われる2つのスペース、「+1」と「+2」での体験が用意されています。特に「+1」では、虔十の思いを読み解き、未来の公園を描くというコンセプトに基づいた空間が展開されます。また、来場者は実際に絵を描くことができ、自らのアイディアを形にすることができます。アートの力でより良い未来を描く姿勢は、訪れる人々にインスピレーションを与えることでしょう。

アーティストのプロフィール



展覧会に参加するアーティストたちは、個性豊かでそれぞれの挑戦と背景を持っています。

  • - 田﨑 飛鳥:岩手県在住。脳性麻痺を抱えながらも、独自の表現力を駆使してアートを発信。
  • - 内山.K:三重県出身。細密な作品は彼の内面を見透かすような魅力を持ち、観る者を引き込む。
  • - 輪島 貫太:金沢市のアート工房から、独自のキャラクターと共に成長を続ける若手アーティスト。
  • - 高橋 南小林 覚佐々木 早苗 など、他にも多様なスタイルのアーティストが参加し、それぞれの表現を展開します。

会期中のイベントスケジュール



来場者が参加できるイベントも多く企画されています。
  • - ワークショップ「みんなで彩る、公園の景色」では、田﨑飛鳥と共にアートを創作する機会が設けられます。
  • - トークイベントでは、椿鬼奴さんを迎えて宮沢賢治の考えについて語り合う予定です。

詳細なスケジュールは公式サイトで確認できます。車椅子利用の方も参加できることを考慮された配慮がなされています。

現代の我々に対し、未来を築く力を考えさせる「みんなでつくる未来の公園」は、アートと学びの場を提供する真のコミュニティアートイベントです。ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか?

展覧会情報


  • - 開催期間:2025年2月21日(金)~ 2025年3月20日(木)
  • - 会場:BAG-Brillia Art Gallery- 東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル1階
  • - 入場料:無料
  • - 公式サイト:BAG
この特別な展覧会での新たな視点と発見を、是非体験してください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

関連リンク

サードペディア百科事典: ヘラルボニー アートギャラリー 宮沢賢治

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。