テリロジーがAironWorks社との提携を発表！次世代型セキュリティ訓練を推進

テリロジーとAironWorks社の新たな提携

株式会社テリロジーが、AironWorks株式会社のAIを活用した次世代型セキュリティ訓練プラットフォームの取り扱いを開始したことを発表しました。この提携により、新しい形のセキュリティ訓練が企業に提供され、サイバー攻撃を未然に防ぐ力強いサポートが期待されています。

現代の企業が直面するサイバーリスクとは

最近の報告によると、企業をターゲットにした標的型メール攻撃が依然として横行しています。大企業でさえ、セキュリティ対策を行っていても被害に遭うケースが例を見ないほど増えてきています。高度なメールフィルタ、EDR、ファイアウォールがあっても、攻撃者は巧妙にそれらをすり抜け、その結果、最終的には従業員個人の判断に頼らざるを得ない状況が多いのです。

特に、生成AI技術の進化により、攻撃メールの内容はますます精巧になり、通常の意味合いや形式に則っていても、従業員に対して偽の情報を提供することが可能になっています。調査によれば、サイバー攻撃による情報漏えいの約90%は人為的なミスから生じており、企業における最も重要なセキュリティ対策の一つは従業員のリテラシーや判断力を向上させることが必要です。

新しいセキュリティ訓練プラットフォームの特長

テリロジーが提供するAironWorks社の次世代型セキュリティ訓練プラットフォームは、AIを駆使して自動化されたリアルな模擬訓練を行うことができるのが大きな特徴です。このプラットフォームでは、実際の標的型攻撃メールをAIが自動生成し、従業員に対して定期的に模擬訓練を実施します。従業員一人ひとりの行動データに基づいて最適化された内容で学習が進むため、効果的で持続的な学びが可能です。

訓練は動画やクイズ形式で行われるため、それらを用いた直感的な理解を促進する点でも優れています。さらに、結果を管理するためのダッシュボード機能も装備されており、各従業員の学習進捗や理解度を確認できるため、管理者は全体的な教育状況を把握し、迅速な改善策を講じられます。

効率的な導入プロセス

このプラットフォームは、訓練準備から結果収集まで、一連のプロセスを統合しているため、担当者の手間を大幅に軽減します。加えて、初期設定も容易で、従業員情報を登録するだけで、短時間で訓練を開始することが可能です。

AironWorks社のCEOコメント

AironWorks社の寺田CEOによると、「AIの進化に伴いサイバー攻撃は日々洗練され、企業を守るためには人の判断力が不可欠です」と述べています。このパートナーシップを通じて、特に製造、通信、重要インフラにおける企業のセキュリティ強化に寄与できると確信しています。

未来に向けたサイバーセキュリティ

テリロジーとAironWorks社の提携によって、新たな形のセキュリティ訓練が実現し、企業が直面しているサイバーリスクに対する対応力が飛躍的に向上するでしょう。今後もテリロジーは、企業のセキュリティ対策を支援し、全体的なセキュリティレベルの向上に努めていくとしています。安全で安心できるビジネス環境の構築をともに進めていきましょう。