不動産会社が持つ新たな可能性
創業から41年の歴史を持つ東京ディフェンス株式会社が、オンラインゲームの「FORTNITE」制作事業に本格的に乗り出しました。今回の挑戦は、これまで行ってきた不動産管理やシェアハウス事業からの大胆なシフトを意味します。この新たな部署『PIXEL PROMO』は、法人向けに高品質なオリジナルゲームを提供することを目指しています。まず、なぜ不動産業界の会社がゲームの開発に参入するのか、その背景を見ていきましょう。
農業×ゲームの新時代
東京ディフェンスは、1990年代から建築物の3DCG制作に取り組んできました。当時はまだ一般的ではなかったこの技術を駆使して、顧客への提案に生かしてきました。この経験が、リアルな空間をデジタルで表現するための基盤となり、現在のゲーム制作へとつながっています。特にFORTNITEのようなメタバースで自社の技術を生かせることは、大きなビジネスチャンスとなっています。
現在、FORTNITEは全世界で6.5億人以上のプレイヤーを抱え、特にZ世代の注目を集めています。企業にとって、ここは新たなマーケティングの舞台と言えるでしょう。これに着目した東京ディフェンスは、長年培った建築CGのノウハウを活かし、新たなサービスを生み出しました。
PIXEL PROMOの魅力
『PIXEL PROMO』では、Unreal Editor for Fortnite (UEFN)を活用して、企業のブランド価値を向上させるための高品質なゲームを提案します。これまでのゲームマーケティングは、大手企業向けが主流でしたが、自社で一貫して制作することで、中小企業にもアクセス可能な価格帯を志向しています。
提供するサービス内容
- - 格安プラン: 50万円から始めるゲーム制作。テストマーケティングに最適です。
- - フルカスタム制作: 企業のニーズに応じた完全オーダーメイドのゲームデザイン。
- - 効果測定レポート: マーケティング効果を可視化したレポートを提供します。
既に複数のゲーム制作に取り組んでおり、その成果は顕著です。例えば、あるリアル拠点奪取MAPは公開からわずか10日間で約40万インプレッションを記録しました。その他にも、ロケットレーシングは60万インプレッション達成と、多くの反響を呼んでいます。
新たなビジネスの橋渡し
代表取締役の山田邦博氏は、企業が提供する空間の価値は物理的なものからデジタル世界へとシフトすると説明しています。建築を通じて培ったスキルが今度はデジタルの世界で企業とZ世代をつなぐ役割を果たせることを誇りに感じていると語ります。今後は年間50作品以上のゲーム制作を目指し、この事業を更に拡大していく計画です。
石を投じた東京ディフェンス
新たな挑戦をする東京ディフェンスが、どのように既存の不動産ビジネスに革新をもたらすのか、その動向に期待が高まります。ますます進化するデジタルコンテンツ市場での活躍が楽しみです。そして、このプロジェクトが企業にどのような新しい価値を提供するのか、今後の発展から目が離せません。
PIXEL PROMOの詳細
東京ディフェンス株式会社は、今後も革新を続け、お客様に最適なサービスを提供していくことでしょう。問い合わせは公式サイトまたは電話で受け付けています。