大成温調が初任給の引き上げを実施します
2026年4月1日、大成温調株式会社(本社:東京都品川区)が新たに初任給を改定することを発表しました。この改定は、同社が掲げる中期経営計画「LIVZON DREAM 2030 1st half!」に基づくもので、従業員満足度の向上を目指しています。
初任給の改定内容
具体的には、大学院卒の初任給が286,000円から311,000円に、大学卒が275,000円から300,000円に、短大・高専・専門卒も253,000円から278,000円と、いずれも25,000円の引き上げとなります。このような優遇の背景には、建築設備業界全体が直面している人手不足の課題があります。
働きやすい環境を目指して
大成温調はこれまでも継続的に人事制度や給与水準の見直しを行なってきましたが、最近の物価上昇も考慮し、従業員が安心して働ける環境を整える必要を感じています。この初任給引き上げは、その具体的な一歩として位置づけられています。
従業員の成長を支援
同社では、引き上げを通じて将来の担い手を確保するだけでなく、人的資本への投資や還元を行い、一人ひとりが成長できる場を提供する考えです。「総合たてものサービス企業」として、これからの時代も社会に選ばれ続けるための取り組みが進められています。
大成温調とは
大成温調株式会社は、空気調和や給排水衛生工事、電気設備工事を中心に、建築一式工事の設計・施工管理を行っている専門企業です。定期的な社員面談やキャリア形成の支援、新たな技術の導入など、多方面からの働き方改革に取り組んでいます。
詳しくは、
大成温調の公式サイトをご覧ください。
この動きは、ただの賃金引き上げにとどまらず、社内の雰囲気や働く環境を大きく変える可能性があります。従業員一人ひとりが自分の成長を実感できる会社を目指す大成温調の取り組みに、今後も注目が集まることでしょう。