スタジオブロスがEpic GamesからトリプルGold Badge認定を獲得
東京都港区に拠点を置く株式会社スタジオブロスは、このたび、米国のEpic Games社からUnreal Engineに関する3つの認定でGold Badgeを2025年版として受け取りました。これにより、同社は技術支援および教育の面で高く評価されています。
まず、スタジオブロスが認定を受けたのは、
Unreal Engine Service Partner、
Unreal Authorized Training Center、および
Unreal Authorized Instructorの3つです。このGold Badgeは、スタジオブロスの前向きな取り組みが評価された結果です。特に、Unreal Engineに関する技術的な支援や教育における貢献が認められています。
Gold Badge取得の意義と背景
今回のGold Badge認定は、特にUnreal Engineの教育を支援するパートナーとしての新たなスタートを意味します。スタジオブロスは、2022年にEpic Gamesからノンゲーム分野において日本初のUnreal Authorized Instructor認定を受けて以来、継続的に技術教育活動を展開してきました。その結果、2024年度にはSilver Badgeを受け取り、さらに今回は3分野でGold Badgeに昇格したことになります。
これらの認定は、開発や共同開発、APIサービス、コンサルティングなど、多岐にわたる専門的な支援を提供できることを示しています。特に、Unreal Engineを通じたビジュアライゼーション活動の幅広さが多くの業界に影響を与えているのです。
今年の取り組みと今後の展望
スタジオブロスは、これまでずっとリアルタイムCG技術を活用したビジュアライゼーションの領域で活動してきました。教育はもちろん、建築、メディア、エンターテインメント、自動車、医学研究など、ノンゲーム分野においても活動の幅を広げています。
2020年からは『Unreal Engine 5 リアルタイムビジュアライゼーション』という入門書を出版しており、2025年には新たな技術解説書、
『Unreal Engine 5.5 リアルタイムビジュアライゼーション』もリリースする予定です。この本では、オフラインレンダリングに近いリアルなCG制作方法について詳しく解説しています。
スタジオブロスの事業内容
スタジオブロスの主な業務は、Unreal Engine (UE4/UE5)を基盤にしたプロダクトビジュアライゼーションからエンターテインメント映像の制作まで多岐にわたります。また、リアルタイムCG制作フローの構築や導入サポートも行っており、B2B市場において強い影響力を持っています。特に、2022年4月にはソニーPCLグループの一員として新たな挑戦を始めており、さらなる事業展開が期待されています。
最後に
今後のスタジオブロスに目が離せません。リアルタイムCG技術は、あらゆる業界において新しい価値を生み出す可能性を秘めており、スタジオブロスはその最前線で躍進しています。この金色の栄冠は、今後の展開の第一歩に過ぎないのかもしれません。