書道が変わる！スマホで楽しむ『Web書道会展』グランプリの紹介

書道が変わる！スマホで楽しむ『Web書道会展』

書道という伝統文化が、デジタル技術と融合して新しい時代を迎えています。シースリーレーヴ株式会社が運営するオンライン書道プラットフォーム「Web書道会」において、初めての「Web書道展」が開催され、その受賞作品が発表されました。この新しい取り組みは、書道愛好者のみならず、書道に興味がある全ての人々に新たな楽しみ方を提供しています。

第一回 Web書道会展の概要

「Web書道会展」は、多様性を尊重した完全オープンのオンライン展覧会であり、3,000名以上のユーザーから作品が集まりました。この展覧会は、書道の経験や流派、国籍に関係なく、多様な表現を目指しています。第1回目を迎えた今回、デジタル空間特有の展示スタイルを活かして、多様な作品が集まりました。

大賞受賞作品

今回のグランプリを獲得したのは、「往生安楽国」という作品を出品した山中千寿さんです。この作品は、圧倒的な筆致と精神性が評価され、初代グランプリに選ばれました。この成果は、ただの技術に留まらず、作品に込められた思いが多くの人々に共感を生んだことが要因でしょう。

特選と金賞、銀賞の受賞者

特選には「慶雲」と「月影」という2作品が輝き、作者はそれぞれ海老原桂雄さんと吉永拓郎さんです。さらに金賞や銀賞も多くの素晴らしい作品が受賞し、才能豊かな書道家たちの作品が多く集まったことがわかります。

金賞受賞者（複数）

- 作品名：博雅（アスカさん）
- 作品名：夢（mraさん）
- 作品名：幽玄（海老原桂雄さん）

銀賞受賞者（複数）

- 作品名：高秋（マサシさん）
- 作品名：雪渓（もといさん）

書道のDXを加速させる「Web書道会」アプリ

この取り組みの中心にあるのが「Web書道会」アプリです。このアプリを通じて、スマートフォンから昇級・昇段試験が簡単に受けられる仕組みが整っています。従来の教室に通わなくても好きな時間に課題を提出でき、公式な段位認定を受けることが可能です。特に、地域や教室の制約を受けずに書道を楽しむことができるため、多くの人々に支持されています。