アール・ブリュット展情報
2025-12-18 11:52:10

障がい者のアートを楽しむ「大島藤倉学園アール・ブリュット展」の魅力

障がい者のアートを楽しむ「大島藤倉学園アール・ブリュット展」の魅力



株式会社フジクラが支援する社会福祉法人藤倉学園と笠間日動美術館が共催する「大島藤倉学園アール・ブリュット展」が、2026年1月2日から茨城県笠間市で開催されます。この展示会は、アール・ブリュットという独特のアートスタイルを通じて、障がいを持つ方々の創造性を発表する貴重な機会です。

アール・ブリュットとは?


アール・ブリュットは、専門的な芸術教育を受けていないアーティストが、自身の内面や衝動に基づいて自由に作品を制作する形態を指します。この芸術は、商業的な流行や美術界の規範にとらわれず、純粋な表現が求められる場であるため、近年はますます注目を集めています。特に、障がい者アートは、その独自性と創造性から、新たな視点を提供してくれます。

展示の内容


「大島藤倉学園アール・ブリュット展」では、伊豆大島にある大島藤倉学園の障がいを持つアーティストたちが、新たなアートの形を展示します。今回は「リサイクル」をテーマに、古新聞やカレンダーの裏面、宅配便のクッション材など、日常的な不要品を使って制作された個性的な作品が並ぶ予定です。

不用品を活用することで、環境意識を高めながら、アーティスト自身の個性やビジョンを表現した作品は、見る者に深い感動を与えてくれます。近年、障がい者アートは美術館での展覧会や企業とのコラボレーション等を通じてその社会的認知が進んでおり、SDGs(持続可能な開発目標)への寄与としても重要視されています。

展示会の詳細


  • - 会期
前期:2026年1月2日(金)〜2月15日(日)
後期:2026年2月21日(火)〜4月12日(日)
同時開催:
- 前期:アートとファッションの幸福な関係
- 後期:渡邊榮一回顧展 -少年王國譚-
  • - 会場
笠間日動美術館 企画展示館2階中央展示室
茨城県笠間市笠間978-4
  • - 開館時間
1月・2月:10:00〜16:30(入館受付は16:00まで)
3月〜:9:30〜17:00(入館受付は16:30まで)
  • - 休館日
毎週月曜日(ただし1月12日、2月23日は開館、翌日は休館)
2月16日から20日までは展示替えのため休館
  • - 入館料
大人1300円、65歳以上1000円、大学・高校生900円、中学生300円、小学生無料
20名以上の団体は各200円割引
障害者手帳をお持ちの方、その同伴者1名は半額割引
  • - 主催:公益財団法人日動美術財団笠間日動美術館
  • - 特別協力:社会福祉法人藤倉学園
  • - 後援予定:茨城県、茨城県教育委員会、笠間市、笠間市教育委員会、NHK水戸放送局、茨城放送、各新聞社

笠間日動美術館公式ウェブサイト

フジクラの取り組み


フジクラグループは藤倉学園の創設以来、持続的に支援を行ってきました。今後もこの取り組みを社会貢献活動の基盤として、さらなる発展を守り続けていく所存です。1919年に設立された藤倉学園は、長い歴史の中で多くの障がいを持つ方々に希望と機会を提供し、地域社会におけるアートの可能性を広げています。障がい者アートを巡るフジクラと藤倉学園の友情と貢献に注目してみてください。


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