欧州プラスチック産業の最新動向を学ぶセミナー、2025年開催決定！

欧州プラスチック産業最新動向K2025速報セミナー

2025年11月17日（月）午後1時から3時、東京のSSK セミナールームにて、欧州プラスチック産業に関する重要なセミナーが開催されます。講師は、小松技術士事務所の所長で、ものづくり名人の小松道男氏が務めます。このセミナーでは、欧州でのプラスチック産業の最新の状況や、K2025で発表される新しい材料、成形技術、金型技術などの注目ポイントを詳しく解説します。

セミナーの概要

セミナーの第一部では、近日開催されたドイツ・デュッセルドルフのK2025の内容について速報が行われます。この展示会は、プラスチック産業の世界最大規模のイベントであり、最新のプラスチック素材や成形技術、さらにEV関連技術、メディカル用途向けの製品やバイオプラスチック等が注目されています。セミナーでは、これらの新素材や技術のトレンドを深掘りし、今後のビジネスモデルを探ります。特に、K2025のメインテーマ『The Power of Plastics! Green- Smart-Responsible』に基づく内容が重点的に取り扱われます。

欧州の現状と課題

現在、欧州ではエネルギーコストの上昇や物価の高騰が続き、ロシア・ウクライナ戦争の影響が及んでいます。このような経済情勢の中であっても、プラスチック製品に対する需要は高まっていると言われています。セミナーでは、そうした中でも行われている素材開発や生産技術の高度化についても議論されます。

実践的な内容

さらに、講師である小松道男氏は、27年間の欧米の最新技術に関する調査経験を基に、現地のリアルな情報を反映した内容を提供します。参加者は、豊富なビジュアル素材を通じて、現場の空気感や実際の技術の進展を感じ取ることができます。具体的には以下のテーマがカバーされる予定です。
1. 欧州におけるプラスチック・サーキュラーエコノミーの進展
2. 新たなリサイクル技術（ケミカルリサイクルやメカニカルリサイクル）の動向
3. 高品質に進化したリサイクル素材の評価技術
4. EV関連部品の最新情報やスーパーエンプラ、シリコンなど
5. 射出成形機の進化とAI活用の事例
6. サイエンスキャンパスからの新たな兆し
7. 質疑応答の時間も設けられます。名刺交換を通じてネットワーキングも促進されることでしょう。