生成AIで企業ブランディングを刷新する新スタジオ「ALLIN STUDIO」始動
オールイン株式会社が2026年6月3日、生成AIを中心にした映像制作スタジオ「ALLIN STUDIO」の本格始動を発表しました。新藤兼人賞・銀賞受賞の映画監督、佐近圭太郎が事業部長を務め、企業向けに独自の映像制作アプローチを提供します。
新しい映像制作の哲学
ALLIN STUDIOでは、企業の採用やPR、ブランディング映像を「広告」としてではなく、「作品」として制作します。求職者の感情に訴えかける物語を描き出し、入社後のギャップを少なくすることを目的としたこのアプローチは、これまでの企業映像制作の常識を覆すものです。
このスタジオのビジョンは、「1企業1映画」。「それぞれの企業が持つ物語を一篇の映画として表現する」ことで、ブランドの個性を際立たせるという考え方です。これにより、求職者の記憶に深く刻まれ、応募の動機を強化します。
早期離職問題への挑戦
新卒入社から3年以内の離職率が高い日本の現状を受け、ALLIN STUDIOは企業のブランディングを根本から再考する機会を提供しています。求職者と企業の価値観のミスマッチを解消するために、感情に訴える映像表現を通じて、より深い理解を促します。
映画とHR戦略の融合
HR戦略コンサルティングの専門家である代表・前田優一と、映画監督としての経験を持つ佐近圭太郎の異色のタッグがこのスタジオを引っ張ります。二人のバックグラウンドを活かし、創造的な解決策を模索し、制作エコシステムを確立することに注力しています。
ALLIN STUDIOは「クライアントとの折衝や要件整理はスタジオ側が行い、クリエイターは制作活動に集中する」という独自のスタンスを持っています。これによって、安定した商業案件としての側面と、クリエイターとしての自由度を両立させることが可能です。
生成AIの活用
全編生成AIを使用したパイロットフィルム「Cinema Continues」を公開しており、AIを新たな表現ツールとして位置づけています。コスト削減ではなく、物語をより強く伝える手段としてAIVideoを活用し、クリエイターが自らの作家性を保ったまま作品を生み出すことができる環境を整えています。
今後の取り組み
ALLIN STUDIOは今後も企業の採用やPR、ブランディング映像の受託制作を行いつつ、オリジナル映画の制作にも力を入れます。技術と作家性を相互に還元し合うことで、より多くの作品を世に送り出し、海外の映画祭にも挑戦することで、自らのブランドを広げることを目指しています。
まとめ
オールイン株式会社が展開する「ALLIN STUDIO」は、生成AIを駆使した新たな映像制作の形を提示します。企業が持つ物語を、映画として表現することで、ブランディングの次元を一変させるその取り組みに、業界の注目が集まっています。今後の展開が非常に楽しみです。