RAD Studio 13.1発表
2026-03-19 15:55:01

エンバカデロがクロスプラットフォーム開発環境『RAD Studio 13.1』を発表

エンバカデロが提供開始した新しい開発環境『RAD Studio 13.1』



エンバカデロ・テクノロジーズは、クロスプラットフォームアプリの開発を支援する改良版の統合開発環境『RAD Studio 13.1』を発表しました。このバージョンでは、特に注目すべき点が盛りだくさんです。

新たにArm版Windowsに対応したDelphiコンパイラ


まず、Delphi向けに新たにArm版Windowsのネイティブコンパイラが追加されました。この新機能は、IntelエミュレーションなしでArm版Windowsデバイスで動作するアプリケーションを構築することを可能にします。これにより、開発者は同一のソースコードを利用して、Win32、Win64 Intel、Win64 Arm向けにアプリを開発できるようになりました。これまでの資産を活用しつつ、次世代プラットフォームへのスムーズな移行が実現されました。

AndroidやiOSへの新しい対応


次に、モバイル分野でも大きな進展が見られます。Androidの新しいAPIレベル36およびiOS 26のサポートが追加され、これにより2026年以降にアプリをGoogle Playで公開するための要件に合致しています。これにより、開発者は最新技術を取り入れたアプリをスムーズにリリースできるようになります。

FireMonkeyスタイルデザイナの導入


また、FireMonkey専用の新たなスタイルデザイナも導入されました。このデザイン面での新機能により、開発者やグラフィックUIデザイナーが協力して簡単にアプリのUIを設計できるようになります。デザインの柔軟性が向上し、より迅速な開発が期待されます。

Windows 11対応の新しいVCLスタイル


Windows 11に特有の新しいVCLスタイルも実装されました。これにより、アプリケーションの見た目がWindows 11のスタイルに合致した形で提供され、ユーザー体験が向上します。

高速化されたコードナビゲーション


さらに、DelphiのLSPエンジンにLSIFが導入され、コード補完やナビゲーションの性能が飛躍的に改善されました。これにより開発スピードが向上し、安定した作業が行えることが期待されます。

新機能の統合


IDE内に新たにブックマークアドオンが統合され、効率的なナビゲーションが可能になりました。この機能により、以前参照したセクションへの戻りや、ソースコード内の移動が迅速に行えるようになります。

品質向上と改善点


加えて、C++Builderの64ビットコンパイラの品質改善や、High DPI UIデザインに関する改善など、様々な面での品質向上も行われています。また、FireDACにおいては、新しいデータベースのサポートが強化され、開発者は多様なデータベースと連携したアプリケーションを構築しやすくなります。

提供方法と販促キャンペーン


この『RAD Studio 13.1』は、保守契約に加入しているユーザー向けに本日からダウンロード可能です。新規購入者には2026年3月23日以降に、最新バージョンの提供が開始される予定となっています。加えて、31周年を記念したキャンペーンも実施中で、特別価格での販売もされています。

まとめ


このように、エンバカデロの『RAD Studio 13.1』は、多様な新機能と改善を通じて、開発者にとってさらに魅力的なツールとなりました。これにより、今後のアプリ開発が一層円滑に進むことが期待されます。興味のある方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。


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