池袋で古民家が再生
2025-07-30 13:42:09

池袋に誕生!築69年の古い家をシェアハウスへ再生した注目プロジェクト

概要


東京都豊島区池袋本町に、約4年間にわたり空き家として放置されていた築69年の物件が「Simple Share 180° 池袋北」というシェアハウスに生まれ変わりました。このプロジェクトは、株式会社ジェクトワンが運営する空き家活用事業「アキサポ」によって実現しました。

空き家問題と再生の背景


この築古物件は1955年に竣工され、もともとシェアハウスとして利用されていましたが、以前の運営事業者の撤退後は4年間も空き家となっていました。所有者は横浜在住で、物件に訪れることが少なく、手入れが行き届かず、庭木は背丈を超え、虫の発生の原因ともなっていました。また、先祖代々受け継いできた土地で愛着があり、売却ではなく活用を希望して「アキサポ」に相談したようです。

物件の魅力と改修


おおよそ池袋駅から徒歩圏内に位置するこの物件は、周辺には商店街もあり、落ち着いた住宅街にあります。もともとのシェアハウス用途を活かし、小さな個室が多いのも特徴です。このため、再びシェアハウスとしての活用が容易でした。「アキサポ」による調査では、外装の不具合や雨漏りの跡、給排水管の漏水の有無なども含めて、万全のチェックが行われました。

改修工事の詳細


物件の外装工事では、雨漏りの修理や、給水・排水管のチェックが行われ、丁寧に補修が進められました。また、庭の雑草除去作業も実施し、清潔感を取り戻しました。その後は、運営会社として株式会社シェア180に引き渡され、内装工事が行われる予定です。シェア180は、愛知県名古屋市を拠点としてシェアハウスの企画・運営をしている会社で、これまで10都道府県での運営を行ってきた実績があります。

良心的な賃料設定


「Simple Share 180° 池袋北」では、従来の間取りを活かすことで、月額4万円台からというリーズナブルな家賃での提供を可能にしました。都心部にもかかわらず手頃な価格は、特に若者や新しい生活を始めたい方々にとって大きな魅力です。

地域への貢献


このプロジェクトは空き家の再活用のみならず、地域コミュニティへの貢献も果たしています。シェアハウスの運営を通じて新たな住人が地域に入り、街の賑わいを生むことが期待されています。

オープンハウスのご案内


シェアハウス「Simple Share 180° 池袋北」では、2025年8月26日(火)にオープンハウスを開催します。入場は無料ですが、事前予約が必要です。興味のある方はぜひ、見学に訪れてください。

【詳細情報】
  • - 開催日時: 2025年8月26日(火)10:00~15:00 (12:00~13:00を除く)
  • - 場所: 東京都豊島区池袋本町4丁目9-14
  • - 予約方法: 公式WEBページ

このように、株式会社ジェクトワンは地域に根ざした空き家の最適活用を目指し、今後も空き家のリノベーションに取り組んでいきます。特色ある地域資源を生かし、多くの人を受け入れる空間の創造を続けていく姿勢が見られます。


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