映画の世界を新たな感覚で体験するチャンス
東京で、映画『野生の島のロズ』とドコモの新技術「FEEL TECH」による体験型イベントが実施されます。このイベントでは、映画の登場人物の触覚や感情を体験者が直接感じることができる内容となっており、視覚や聴覚だけではなく、触覚を使って映画を体験する新しい試みです。
FEEL TECHとは?
「FEEL TECH」は、ドコモが開発した革命的な技術で、他者の感覚を受け手の感じ方に合わせて変換し、共有することが可能です。このコンセプトは、映画に没入感を与え、観客が登場人物の感情をより深く理解するための手段としての役割を果たします。例えば、主人公ロズの感じる感情や周りの環境の変化を、振動デバイスを通して体験者が直接共有できるのです。
体験イベントの詳細
この新たな体験は、以下のスケジュールで行われます:
- - 2025年1月21日(火): TOHOシネマズ西宮OS体験ブース
- - 2025年2月5日(水)〜終了日未定: ドコモショップ丸の内店
- - 2025年2月7日(金)〜11日(火): 東京ミッドタウン日比谷1階アトリウム
- - 2025年2月14日(金)〜20日(木): TOHOシネマズ仙台体験ブース
- - 2025年2月22日(土)〜28日(金): TOHOシネマズすすきの体験ブース
これらのイベントは、映画のワンシーンを使用しており、入場者は誰でもこのユニークな体験を楽しむことができます。身体的な触覚体験を通して、映画の登場人物が感じる情景を実際に体感することができる貴重な機会です。
体験の仕組みと効果
本イベントでは、映画『野生の島のロズ』の映像素材に付加された触覚データを基にして、振動デバイスが登場人物の感情を具現化します。たとえば、ロズが手のひらで感じること、森を飛び回る動物たちが引き起こす自然の感覚、その瞬間の振動を体験者が感じ取ることができます。
ドコモR&Dは、このアプローチによって、観客が作品と一体化し、登場人物の印象や情感をリアルに体感すると考えています。この体験を通じて、観客は映画のストーリーに対する理解を深め、感情的な共鳴を得ることができるのです。
未来に向けた挑戦
ドコモは「FEEL TECH」を用いて、視覚や聴覚に加えて触覚がどのように感情の理解に寄与するかを探求し続けています。今後もこの技術を活用し、一人ひとりが異なる感覚や感じ方を持つことに着目して、映像コンテンツの新しい楽しみ方の創出に努めていくとのことです。
新たな映画体験への扉が開かれる中、ぜひこの機会に貴方自身の感覚で映画の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。