AIストームとCMNが提携、マンション向け新たな広告ソリューション開発へ

AIストームとCMN、マンション向けの新たな広告ソリューションを共同開発

AIストーム株式会社（旧ジェクシード）とCMN株式会社は、モダンな住宅環境におけるデジタルサイネージソリューションの共同開発に向けて業務提携しました。この提携により、両社はAIストームの高度なAI解析技術とCMNのマンションサイネージ「DXマンションサイネージ」のプラットフォームを組み合わせた統合ソリューションを提供します。

背景

両社の背景にあるのは、それぞれが市場で持つ独自の強みです。AIストームはデジタルサイネージやLEDビジョンの販売から設置、運用、保守に至るまでのサービスをワンストップで提供し、特に現場の運用最適化を目指してAIやITコンサルティングを組み合わせてきました。対するCMNは、アプリを搭載した「DXマンションサイネージ」を中核に、開発、設置、コンテンツ管理、広告の獲得まで一貫して行う体制を持ち、来たる2024年には本格的な販売を開始します。両者が力を合わせることで、より良い顧客体験を提供できる体制を整えることを目指しています。

提携の目的

今回の提携の核心は、企画から開発、提供、販売に至る役割を明確化し、両社の運営能力を統合することです。AIストームのAI解析および運用設計力、CMNのマンションサイネージの配信運用力を組み合わせることで、信頼性と効率性を兼ね備えた新しい広告ソリューションを実現する狙いがあります。これにより、導入や運用にかかる負担を軽減し、表示品質や配信効率、効果測定の向上を図ることができます。

今後の展望

両社はこの提携を通じて、商談から実装、運用に至るまでのプロセスをワンストップで提供し、短縮されたリードタイムのもとで継続的な収益を構築していきます。また、配信ログ等のデータ活用により、運用最適化を進め顧客満足度や継続率を向上させることを目指します。AIストームはこの提携を起点とし、時価総額500億円超という中期目標に向けた第一歩を踏み出し、さらなる市場拡張を進めていきます。