内田彩、10周年を祝うコンプリートツアーを開催!
内田彩が2月23日、東京・Zepp DiverCityで『AYA UCHIDA Complete TOUR 〜marble〜 にぎやかな10周年』東京公演を成功させました。この公演では、彼女のアーティストデビュー10周年を記念し、全78曲をバンドセットで披露しました。大阪、名古屋、東京での公演が行われ、奇数回は“side A”、偶数回は“side B”という形で実施されました。
贅沢なセトリ構成
内田は2016年、ここ日本武道館で34曲を披露した実績がありますが、今回の公演では曲数が倍以上の78曲という大ボリュームを実現しました。彼女のパフォーマンスは、単に歌うだけでなく、ステージ全体を使った驚きの構成で、ファンを圧倒しました。終演後の彼女は、あまりにも元気で、まるで時間が逆回転しているかのようでした。
公演は約4時間にわたり、各曲ごとに様々なアレンジが施され、まるで目の前で新たな音楽の世界が展開されているようでした。特に注目すべきは新しい曲のメドレーで、歌と演奏が一体となり、色とりどりの感情が会場を包み込みました。
オープニングを飾る「アップルミント」
この日、オープニングを飾ったのは、デビューアルバムの表題曲「アップルミント」。コンサート開始時から彼女のパフォーマンスは際立っており、その後も、よりエネルギッシュに曲が続いていきました。「Breezin'」では、内田自身が楽曲になりきる様子が観客を魅了。「S・U・K」のフレーズを体全体で表現する姿には、ファンからの笑いと驚きが巻き起こりました。
3曲目には「キックとパンチどっちがいい?」が続き、まさに“marble”の真髄を見せる展開に。この曲の後には、ドラムの演奏が突然変化し、観客を一気に別の曲の世界へと導きました。
クライマックスに向かう道のり
ライブの進行と共に、選曲の幅はより一層広がりました。これまでお世話になったファンへの感謝の気持ちを込めての披露が続く中、内田は「泣きべそパンダはどこへ行った」でおなじみのパペットを使った楽しい演出を続け、「Party Hour Surprise!」でもその存在感を見せました。彼女の演出には常に新しさや楽しさがあり、観客たちを魅了してやみませんでした。
特に「ピンク・マゼンダ」については、かつてのアルバム曲が、ファンとの信頼関係を示す愛の結晶となって披露され、感動的なひとときとなりました。内田の歌声は新たな響きを持ち、観客に祝福の気持ちを届けました。
フィナーレと新たな発表
ライブの最後に歌われた「ONE WAY」は、感動のフィナーレを迎えました。アンコールでは、内田自身も観客と共に楽しむ姿が印象的で、これまでの集大成を感じさせる内容となりました。また、彼女は今後の計画も発表し、特に5月5日には自身初の対バン『AYA UCHIDA with GUNMACHAN 2MAN LIVE』を開催することが決まり、ファンの期待が高まっています。
この公演を通じて、内田彩の音楽への愛情、ファンへの感謝の気持ち、そして新たな挑戦への意欲が伝わってきました。今後の彼女の活動から目が離せません!