防災DXの重要性を学ぶセミナー
2025年8月4日(月)、日本計画研究所(JPI)では「内閣府における防災DX推進の最新動向と実装戦略」セミナーが開催されます。このセミナーでは、内閣府政策統括官(防災担当)の桐部仁志氏を講師に迎え、防災DX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性とその具体的な実装戦略について学びます。
防災DXとは?
防災DXとは、デジタル技術を活用して防災業務を最適化し、災害時の迅速な対応を可能にする取り組みです。少子化に伴い、行政における防災担当職員の確保が困難になる中で、未来の大規模災害に備えるためには、効率的な防災体制が必要です。特に南海トラフ巨大地震などが想定されているため、その準備は急務です。
セミナー内容
本セミナーでは、以下の三つのポイントに焦点を当てます:
1.
新総合防災情報システム(SOBO-WEB)の導入
- 自治体間での情報共有を強化し、広域災害時における円滑な対応を目指します。
2.
新物資システム(B-PLo)の設立
- 災害応急物資の備蓄状況を可視化し、物資支援の広域連携を可能にすることで、現場のニーズに応じた支援を行います。
3.
クラウド型被災者支援システムの導入
- 避難所の入退所管理や罹災証明書交付など、被災者支援業務の効率化を図ります。これにより、被災者のニーズに迅速に応えることができます。
セミナーの後半では、参加者による名刺交換や交流会が行われ、講師や他の参加者とのネットワーク構築が期待されます。これにより、事業拡大や新たなビジネスの機会を生む場にもなります。
受講方法と受講料について
受講方法は、会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信の中から選択可能です。アーカイブ配信は、セミナー後にも視聴できるので、柔軟にご都合に合わせて参加できます。受講料は、1名あたり37,410円(税込)で、特典として1名同行無料(要登録)があります。また、地方公共団体に所属する方には、特別料金も用意されています。
申し込み方法
詳細やお申込みは、
こちらのリンクからご確認いただけます。セミナー後もアーカイブ配信のお申し込みが受け付けているので、参加できなかった方も安心です。講師との質問やお取り次ぎの機会も設けられており、参加者同士の交流も積極的に行われます。
まとめ
このセミナーは、防災に関心のある方、特に行政や自治体に関わる方にとって非常に有意義な機会です。災害の予測や対応において、デジタル技術の活用は今後ますます重要になるでしょう。ぜひこの機会を利用して、最新の防災DXの知識を身につけてください。