Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 S/S:20周年を祝う特別なシーズン
2026年、Rakuten Fashion Week TOKYOは春夏シーズンで20周年を迎えます。この特別な年を記念するテーマは「世界の継ぎ目となれ - JFW 20 + 20 -」。過去の歴史を振り返りながら、未来に向けた新たな決意を表明します。日本のファッション界において、このイベントは重要な地位を占め続けています。
感染症や震災を乗り越えて
過去20年間、私たちは数回の震災や感染症の影響を受け、社会全体が変化していく中で、ファッションの表現方法も多様化してきました。その中でも、リアルなファッション・ショーの魅力は変わらぬ価値を持っています。この信念のもと、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)は、記念すべきシーズンに向けてさまざまな取り組みを進めています。
20周年プレスキットの発表
JFWOは、20周年を祝うためにプレスリリースや映像を通じて、20年間のファッション・ウィークの成り立ちを振り返ります。キーワードは「カワイイ」「テーラード」「ミリタリー&ワーク」「デニム」「ドレス」の5つ。これにより、東京で生まれた独自のファッション文化とその進化の軌跡をわかりやすく紹介します。
キービジュアルの発表
今回のシーズンでは、デザインスケッチをテーマにしたキービジュアルが発表されました。これはファッションが生まれる原点を象徴し、過去から積み重ねてきた歴史へのリスペクトを表現しています。デザイナーたちの創作が、これからの東京ファッションの未来にどのように繋がるのか、その期待感を感じられる作品です。
参加ブランドとスケジュール
2026 S/Sシーズンには、23ブランドが参加予定であり、その中には初参加の5ブランドが含まれています。主会場は渋谷ヒカリエで、ブランドそれぞれの独自の会場でもショーが行われます。特に注目されるのが、「by R」プロジェクトによる支援ブランドで、デザイナー舟山瑛美氏の「FETICO」(フェティコ)のショーが予定されています。
特別なイベントの開催
さらに、35周年を迎える「TSUMORI CHISATO」は、特別なショーを開催することが決まっています。「35周年 TSUMORI CHISATO ♡♡ 感謝 ♡♡♡」と題し、大人のためのファンタジーを提案するショーは、一般の来場者も楽しめる内容となっています。
また、生誕100周年を迎える帽子デザイナー、平田暁夫に捧げられるショーも行われ、彼の遺志を継ぐ新旧のデザイナーによって「帽子の意義」が問い直されます。
ライブ配信と一般参加可能なイベント
会期中はショーのライブ配信も行われ、多くのファッションファンが注目する中での開催です。一般の方々も楽しめるコンテンツやイベントも用意されており、ファッションの楽しさをじっくり味わえる機会です。
JFWの未来
Rakuten Fashion Week TOKYOは、ただのファッションイベントではありません。それは、20年の歴史を背負い、未来に向けた新しい一歩を踏み出す儀式でもあります。ファッションを通じて私たちがどのように未来を捉え、楽しむのか、これからの20年も見逃せません。ぜひ、皆さんもこの特別なシーズンを体験してみてください!
日程と場所
何気ない日常の中に、生まれたての新しい価値観が息づく瞬間を、Rakuten Fashion Week TOKYOで感じてみませんか。