水上温泉街でアートとものづくりを楽しむ！おためしオープンアトリエ#1の魅力とは

水上温泉街の新しい試み！おためしオープンアトリエ#1

2025年5月17日、群馬県みなかみ町の旧ひがき寮で「おためしオープンアトリエ#1」が開催されました。このイベントは、産官学金連携による水上温泉街再生プロジェクトの一環で、地域の活性化を目指した取り組みです。

イベント当日は、櫻井園子さん、桑原早恵樹さん、akikoさんといった「創り手」が自身のアトリエを設営し、ワークショップや展示、作品販売を行いました。特に注目されたのは、東大生による漆喰風塗料を用いた塗装体験ができるワークショップです。来場者はこの貴重な体験を通じて、ものづくりの楽しさを実感しました。

また、お団子を使ったカフェギャラリーも登場し、ブランド米「水月夜」を用いた美味しいスイーツを楽しむことができました。このように、アートと地域の食文化が融合した素敵な時間が提供され、地元の方々や外国人観光客、さまざまな世代のお客様が足を運びました。

旧ひがき寮の魅力

会場となった旧ひがき寮は、かつての温泉旅館「一葉亭」の元従業員寮であり、南欧のような独特な雰囲気があります。現在は「旧ひがき寮まるごとアトリエプロジェクト」として改修が進んでおり、アートやものづくりの拠点として生まれ変わる予定です。このプロジェクトには、地元の方々や北京大学の学生も参加しており、地域と若者のコラボレーションが図られています。

楽しいワークショップの数々

参加者が特に楽しんでいたのが、漆喰風塗料を使用した塗装体験ワークショップです。本イベントの一環として、参加者は実際に旧ひがき寮内の壁を塗装することで、アートを体験できる貴重な機会となりました。また、幼稚園児のお子様を連れた方が「色がどのように混ざるのか」や「漆喰がどのように伸びるのか」を体験してほしいと参加していた姿もあり、家族で楽しむことができる温かなイベントでした。

未来への展望

「おためしオープンアトリエ#1」は大盛況のうちに終了し、次回の「おためしオープンアトリエ#2」は、7月24日から26日に開催が決まりました。今後も地元の方々と連携し、さまざまなワークショップや文化活動を続ける予定です。このプロジェクトを通じて、持続可能な地域への道筋を築いていくことが期待されます。

このように、水上温泉街でのアートと文化を通じた取り組みは、地域の活性化だけでなく、参加者にも新しい発見や経験を提供してくれる貴重なイベントです。興味のある方は、ぜひ次回のオープンアトリエに足を運んでみてください！