リオン、金メダル獲得
2025-07-09 15:54:29

リオン株式会社、国際AIコンペティションで金メダルを獲得!

リオン株式会社がAIコンペティションで金メダルを獲得



リオン株式会社(本社:東京都国分寺市)は、世界最大級のデータ分析コンペティションプラットフォームKaggleで開催された国際的なイベント「BirdCLEF+2025」において、金メダルを獲得しました。当社の大澤正俊(医療機器事業部 開発部)と佐藤僚(研究開発センター 研究開発室)から成るチームが、全2025チーム中第5位に入賞し、その成果が金メダルにつながりました。

KaggleとBirdCLEFの概要



Kaggleは、データサイエンティストやAIエンジニア、研究者たちが参加する競技プラットフォームで、企業や研究機関が提供する課題に対して機械学習アルゴリズムやAIモデルの性能を競います。その中でも「BirdCLEF」は、AI技術を利用して生態系のモニタリングを行い、絶滅危惧種の保護や生物多様性の促進を目指すコンペティションとして特に注目されています。

今年の「BirdCLEF+2025」は3月10日から6月5日まで開催され、コロンビアのマグダレナ渓谷にあるエル・シレンシオ自然保護区で収録された多様な生物の音声データを使用しました。参加者たちは、録音された鳥類、両生類、哺乳類、昆虫類の鳴き声を通じて、それぞれの種をAIで特定する精度を競い合いました。

リオン株式会社の技術力の証明



リオンのチームは、他の多くの競技者たちと肩を並べる中で見事に第5位の成績を収め、金メダルを獲得しました。この結果は、当社の音をテーマにしたAI分野での技術力を証明するものであり、実際の問題を解決する力を示しています。当社は長年にわたり、補聴器や騒音計といった「音」に関する製品を提供してきた経緯があり、この分野でのAI技術の活用、その重要性を認識しています。

今後、AI技術を積極的に推進していく方針であり、本コンペティションで得た知見や技術は、製品開発に応用することができます。具体的には、音環境の分類や特定の音の認識に役立てることで、当社の製品力の向上に結びつける予定です。

受賞者の思い



今回の金メダル獲得に際して、受賞者たちは「初めての金メダルを手にできて嬉しい」とコメントしています。コンペティションを通じて、多様なデータへの対応や計算の高速化といった実務にも通じる課題に関する知見を深めたことが非常に価値のある経験であったと語っています。また、今後は得られた知識や経験を社内で共有し、製品開発に貢献できるよう努力していくとの意気込みも表明しました。

定期的に開催される「BirdCLEF」は、AI技術が生物の保護に直結する素晴らしい場であることがわかります。リオン株式会社の技術力が、これからの環境保護や生物多様性の促進に貢献することを期待しています。

「BirdCLEF+2025」の詳細や結果については、Kaggleの公式サイトをご覧ください。

公式Kaggleサイトはこちら

会社概要・お問合せ先



リオン株式会社は音響機器の専門メーカーであり、様々な音に関する製品を提供しています。今後もAI技術の発展に寄与し続けることを目指しています。

【報道に関するお問い合わせ先】
リオン株式会社
URL:rion.co.jp
担当:IR広報課(岡部、重川)
TEL:042-359-7830

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