製造業ビジネスマッチングプラットフォーム「エミダス」を運営する株式会社NCネットワークが行った最新の調査によると、91%以上の中小企業が中東情勢に伴う経営への影響を実感しています。本調査は2026年4月7日から17日にかけて実施され、約150社の経営者からの回答が得られました。
原材料価格の高騰と運営圧迫
調査結果では、特に電気代や燃料費、原材料価格の上昇が経営に大きな影響を及ぼしていることが浮き彫りになりました。回答した企業の多くが「影響がある」「やや影響がある」と回答しており、アルミや樹脂、鋼材などの価格上昇が懸念されています。現在の価格は過去最高水準に達しているにもかかわらず、企業は価格転嫁が追いつかず、利益が圧迫されているとのことです。
調達の難しさ
原材料調達の面でも多くの企業が影響を感じており、61.6%が「影響がある」と回答しています。特に樹脂材料やシンナーなどの入手難や納期遅延が報告され、数量制限や出荷停止などの異変が発生している現状があります。実際に、「前年同月と同量までしか購入できない」といった具体的な意見も寄せられました。さらに、タングステンなどの特定材料が不足していることが、製品の完成にも影響を及ぼしています。
受注はあるが生産できない現実
受注量に関する影響については46.8%の企業が「影響がある」とし、収益への影響は80.7%に上りました。特に自動車関連や半導体製造装置分野では、受注はあるものの、材料不足や部品未着が原因で生産が行えないケースが多く報告されています。一方で、樹脂製品に関しては値上げ前の駆け込み需要があったため、一時的に生産量が増加した例も見られました。
今後の展望
NCネットワークは、今後も中小製造業を支えるために、社会情勢に敏感に反応し、情報の収集と公開に努めていきます。また、2024年から公開を開始した「EMIDAS magazine WEB」では、製造業の課題解決やものづくりのイノベーションを促進するため、広範な情報を発信しています。
中小企業の現状は厳しいものがありますが、これを乗り越えるための支援が不可欠です。製造業の未来を切り開くためには、技術革新や開発が重要であり、これを通じて業界の活性化が期待されます。
- 期間:2026年4月7日~4月17日
- 主体:株式会社NCネットワーク
- 対象者:エミダス会員企業
- 回答社数:149社
株式会社NCネットワークは、製造業に特化したビジネスマッチングプラットフォーム「エミダス」を運営し、製造業のさらなる発展を目指しています。
所在地: 東京都台東区東上野1-14-5 ユーエムビル8階
代表者: 代表取締役社長 内原 康雄
資本金: 1億円
事業内容:製造業ビジネスマッチングプラットフォーム「エミダス」の運営、試作開発パートナーや調達先の検索「エミダスソーシングサービス」の提供、海外展開支援・ビジネスマッチング等
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NCネットワーク