無電力で快適な支援！ダイヤ工業のアシストスーツを体験できる展示会

ダイヤ工業が出展する革新的なアシストスーツ

2025年3月13日（木）から3月14日（金）にかけて、東京都新宿区のホテルグランドヒル市ヶ谷で開催される「第3回防衛産業参入促進展 2024年度 in TOKYO ～episode2～」に、岡山県に本社を構えるダイヤ工業株式会社が出展します。ダイヤ工業は、最先端技術を駆使した無電力アシストスーツを披露し、来場者にその体験を提供します。

アシストスーツの特長

ダイヤ工業が開発したアシストスーツは、空気圧人工筋肉を利用した「UPS（アンプラグドパワードスーツ）」です。このスーツは、特に重い物を持ち上げる際に、背中から腰にかけてユーザーの筋肉を支援する設計になっています。無電力で運用できるため、電源がない環境でも安心して使用できるのが大きな特長です。災害時や山奥などの厳しい条件の中で、必要なサポートを提供できるのです。

また、このアシストスーツは衣服に近い仕様のため、動作を妨げず、普段の生活や作業の中でも自然に使うことができます。これにより、より多くのシーンでの活用が期待されています。

実績と利用シーン

ダイヤ工業のアシストスーツは、実際の緊急時にも活用されています。2018年の西日本豪雨や2024年の能登半島地震の際には、アシストスーツが寄付され、瓦礫の除去や救援物資の運搬、家財道具の運び出しなどの作業に使用されました。これらの実績は、アシストスーツがただの製品ではなく、実際に人々の命を助ける力を持っていることを示しています。

セミナーの開催

出展と並行して、ダイヤ工業は特別セミナーも開催します。講義テーマは「軽量柔軟なウェアラブルアシストスーツ」で、3月14日の11：25から11：40の間に行われます。講演内容としては、特殊なゴムを利用した軽量で強靭なパッシブ型アシストスーツのラインナップと、無電力での利用が可能なアクティブ型アシストスーツに関する研究開発について発表される予定です。