新サポート体制
2025-09-10 13:21:04

ユーフォリア、車いすバスケットボール女子日本代表への新たなサポート体制を構築

ユーフォリア、車いすバスケットボール女子日本代表への新たなサポート体制を構築



この度、株式会社ユーフォリアが開発した「ONE TAP SPORTS」が、車いすバスケットボール女子日本代表チームの公式サプライヤーに採用されました。これにより、選手のコンディション管理とトレーニングの質が向上し、目指すは国際大会でのメダル獲得です。

導入の背景と課題



車いすバスケットボール選手は、大会期間中は代表合宿に参加する一方、合宿外の期間は所属チームでの活動が中心となります。そのため、代表チームのスタッフは選手のトレーニング状況を把握することが難しく、統一した強化プランの実施が困難でした。また、パラスポーツ特有の複雑な情報管理によって、各選手の障がいや病歴、服用薬の管理が求められるなど、より一層の注意が必要です。

さらに、選手によっては日々の体重測定を最大7回行うなど、個別で細やかなコンディション管理が必要です。このような状況の中、活動の分散によって選手のコンディション管理が不透明になり、パフォーマンスの低下や怪我のリスクが高まることが懸念されていました。

ONE TAP SPORTSによる解決策



ユーフォリアの「ONE TAP SPORTS」の導入によって、選手は日々のトレーニング内容やコンディションをデジタルに入力することが可能になります。さらに、Polar社のウエアラブルセンサー「Polar H10」を用いて得られた心拍数データがダッシュボードに統合され、選手のデータを一元管理します。このシステムにより、客観的データと主観的データが組み合わさり、選手の状態を易しく理解できるようになります。

主な活用機能


  • - 運動負荷の可視化
Polarデバイスから得られるデータや運動強度をダッシュボードでまとめ、選手の疲労度を把握します。これにより、外傷・障害のリスクを軽減しながらパフォーマンスを最大化します。

  • - データによるセルフコーチングの支援
選手が自身のデータを振り返ることで、日々のコンディション維持に対する意識が高まります。これは、自分の体と向き合う「セルフコーチング」の促進に繋がります。

  • - チーム運営の効率化
従来は分散していた選手のコンディションデータや過去の怪我の情報を一元化することで、練習のスケジュールや戦術確認のための動画など、チーム運営に必要な情報を簡潔にまとめて業務の効率化を図ります。

今後の展望



ユーフォリアはシステム提供にとどまらず、車いすバスケットボール女子日本代表チームとの連携を強化していきます。データ活用が選手のコンディション向上に直結するよう、運用サポートを行い、現場からのフィードバックを基に継続的な改善を目指します。最終的な目標は、選手一人ひとりが最高の状態で世界大会に挑むことです。

代表からのコメント


車いすバスケットボール女子日本代表チームのハイパフォーマンスディレクター、橘香織様は、「選手一人ひとりのコンディションを高いレベルで維持し、トレーニング計画を立てるためにこのシステムが非常に役立つと期待しています」と語りました。さらに、株式会社ユーフォリアの代表取締役、宮田誠氏も、「選手が安心してトレーニングに励むための環境作りに全力を尽くします」と述べています。

ONE TAP SPORTSとは


「ONE TAP SPORTS」は、トレーニング機能やインジュリー機能を持つデータマネジメントシステムで、選手の行動データを分析し、コーチやトレーナーが適切なサポートを行えるように設計されています。これにより、選手のコンディションや怪我の予防をサポートしています。

この取り組みを通じて、ユーフォリアは今後もスポーツ界の課題に取り組んでいく考えです。


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