新たなリーダーシップでAI翻訳革新に挑むメタリアル・グループの成田麗子COO

メタリアル・グループに新しい風が吹く

東京都千代田区に本社を置くメタリアル・グループは、AI翻訳サービスの最大手であるロゼッタの傘下企業です。この度、元セールスフォースの成田麗子氏が7月1日付でオンヤクカンパニーの最高執行責任者（COO）に就任したことを発表しました。これは、グループにとって非常に重要な出来事です。

成田氏の経歴

成田氏は、セールスフォース・ドットコムにおいてインサイドセールスやフィールドセールス、マネジメントを経て、事業成長に貢献してきました。さらに、Faber CompanyではCROとして売上・利益のV字回復を実現し、最近では非IT業界でも組織構築に尽力されてきました。彼女のキャリアは、幅広い知識と経験をもたらし、ロゼッタ社にとって貴重な資産となることでしょう。

新たな展望と挑戦

メタリアル・グループは、成田氏の参画により、生成AI技術を活用し、音声翻訳ツール「オンヤク」などの革新的サービスを展開していくことが期待されています。成田氏は「世界中の人々を、場所・時間・言語の制約から解放する」という企業ミッションのもと、AI翻訳技術を通じて国際的なコミュニケーションの壁をなくすことを目指しています。彼女は、日本企業がより迅速にグローバル市場に挑戦できる環境を整える方針です。

成田COOのコメント

成田氏はこの役割に就くにあたり、AIの進化が人々の理解や共感を遠ざけるのではなく、むしろそれを深める存在になることを願っています。彼女の新たなビジョンは、メタリアル・グループの冒険心あふれる環境をさらに豊かにし、既存の枠を超えた変革を促すでしょう。

CEO 五石の期待

メタリアル・グループのCEOである五石順一氏は、成田氏を新たな女性COOとして迎えることに非常に期待を寄せています。彼の言葉を借りれば、成田氏は「仕事にロマンを求めるワンピース系のキャラクター」だとのこと。彼女の過去のキャリアや組織変革の実績は、新たな視点をもたらし、事業成長の加速につながるはずです。