AI時代の感情労働
2026-08-12 13:44:58

AI時代に求められる感情労働—入山教授の講演で気づく未来の働き方

AI時代に求められる感情労働



2026年7月17日、東京都豊島区にあるとしま区民センター多目的ホールにて、株式会社sooupコンサルティングの創立10周年記念講演会が開催されました。本講演には、経営者や管理部門関係者を中心に約100名が参加し、AI時代の働き方について学び、意見を交わしました。

入山章栄教授による基調講演



本イベントの目玉は、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄教授による基調講演「AI時代における感情労働と意思決定」です。入山教授は、AIの普及が進む現在において、感情が我々人間にとって最も重要な資源になりつつあることを強調しました。

彼は、AIが得意とする論理や計算の領域に対し、人間が唯一差別化できるのは「感情」であるとの見解を示しました。人類は今後、感情労働を中心に新たな仕事環境を構築していく必要があると伝えました。感情が求められる仕事が増えることで、機嫌の良い人が選ばれる時代が来るとも述べています。

『いつも機嫌のいい人が考えていること』出版記念トーク



講演会の前半では、sooupコンサルティングの代表取締役である和田博信氏による出版記念トークも開催されました。和田氏は自身の著書『いつも機嫌のいい人が考えていること』の執筆背景や、機嫌の良さがなぜ重要であるかについて語りました。特に、AI時代における人間同士のコミュニケーションの在り方について、大変示唆に富んだ内容が展開されました。

AI時代の日本の労働市場



入山教授は、日本の労働市場における危機感と可能性についても触れました。AIが進化することで管理職の仕事は減少し、ブルーワーカーの人手不足が深刻化する可能性があります。しかし、リスキリングなどによる労働環境の流動化が進めば、新たなチャンスが生まれるかもしれません。このように、人間の心を動かすスキルがますます求められる時代に突入していくことが期待されています。

まとめ



講演会は、参加者がAI時代の働き方について深く考える良い機会となりました。「機嫌」がこれからの働き方においてどれほど重要な要素となるのか、参加者同士での意見交換も盛んに行われました。入山教授の貴重な洞察は、私たちがこれからの時代にどう対応していけばよいのかを考える上で、非常に参考になるものでした。今後の発展が楽しみです。


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