AFRIKA ROSE代表がPOMiE共同代表に就任、新たな美容業界の風を吹き込む

「フリーランス美容師」を支える新たな挑戦

株式会社POMiE（ポミエ）は、美容師たちの新しい働き方を支援するための革新的なサービスを展開する企業です。この度、同社の経営体制に大きな変化があり、D2Cブランド「AFRIKA ROSE」を手がける田中秀行氏が共同代表に就任しました。これにより、POMiEはより多様性に富んだ経営体制を強化し、事業の社会的意義をさらに広げていく方針です。

フリーランス美容師支援の新しいモデル

POMiEは「FAaaS（Facility as a Service）」という新たな思考のもと、フリーランス美容師たちが更なるキャリアを築くためのサポートを行っています。設備や施設を柔軟に利用できるだけでなく、美容師個々のライフスタイルやキャリアに寄り添った仕組みが整備されています。2024年7月にオープンした恵比寿の1号店は、オープンから3ヶ月で満席となるなど、多くの支持を受けており、業界内での注目度も高まっています。

田中氏を迎え入れることで、POMiEはAFRIKA ROSEで築いてきた“ストーリー性のあるブランドづくり”や“社会課題の解決に向けたアプローチ”を取り入れ、サービスの提供を越えて美容師たちの生き方や働き方をデザインするタイムリーな存在へと進化します。

異なるバックグラウンドを持つ田中秀行氏の経歴

田中氏は、大学卒業後に金融業界で10年間のキャリアを積み、その後フラワーアートを学ぶためフランスへ留学しました。2012年にフラワーデザイナーとして独立し、ジョエル・ロブションやパークハイアット上海の装花を手がけるなど、その才能を発揮してきました。2013年にAFRIKA ROSE創業者との出会いをきっかけに同ブランドに参画し、2022年には代表取締役に就任するなど、多くのメディアや企業から注目を集めています。POMiEでも創業メンバーとして事業に関与し、2025年4月より共同代表として経営に取り組むこととなりました。

彼自身の言葉を借りると、「POMiEのFAaaSという考え方は、美容師の職業の価値を再構築する力を持っています。私は、ブランドは『誰が』『どんな想いで』『どんな手間をかけてつくるか』で形成されると確信しています。」と述べています。この視点を通じて、POMiEが提案する新しい美のパラダイムが形作られることを期待しています。

投資家へのメッセージ

POMiEは今後、フリーランス美容師を基盤とした働き方のプラットフォーム構築に加え、全国への出店を予定しています。既に2024年11月にはエンジェル税制対象企業として認定を受け、投資家にとっても魅力的な投資機会を提供しています。田中氏の共同代表就任は、POMiEが目指す「人中心の価値設計」をさらに深化させるものとなります。

新しい経営体制を背景に、POMiEはサービス業の未来を再定義し、持続可能な企業価値の向上を目指します。今後の成長と挑戦に期待がかかります。