新たなカラオケ文化「サビカラ」が登場
最近のカラオケの楽しみ方に変化が訪れています。その中心となっているのが、JOYSOUNDが提供する「サビカラ」という新しいスタイルです。この「サビカラ」は、楽曲の最も盛り上がる部分「サビ」だけを歌うことに特化したもので、短時間で効率よく楽しむことができるというコンセプトが魅力です。
タイパ重視のカラオケ
「タイパ」という言葉が流行しています。特にZ世代を中心に、限られた時間の中で最大限の満足を得たいというニーズが強まっているのです。このような背景の中で、「サビカラ」は生まれました。カラオケの時間を有効に使い、迎合するような楽曲の楽しみ方ができるのです。
ユーザーは、従来のように楽曲のイントロや前奏を待つことなく、すぐにサビから楽しむことができます。1分以内で歌える曲も多いため、大人数でのカラオケでもスピーディーに次々と歌うことができ、時間の無駄を省くことが可能です。
注目の「サビカラ」総合ランキング
JOYSOUNDが人気の楽曲を対象にした「サビカラ」の総合ランキングが発表されました。その中で、特に注目すべきは、CUTIE STREETの「かわいいだけじゃだめですか?」が1位。これはもともと原曲が4分14秒のところを、38秒に短縮してサビだけで盛り上がれる構成になっています。この曲は、TikTokなどのSNSでも大人気で、歌いやすさから「サビカラ」にぴったりです。
同じく、アイドルソング泣かせのFRUITS ZIPPERの「わたしの一番かわいいところ」も22位にランクイン。この曲も盛り上がりやすく、Z世代を含む幅広い年齢層に支持されています。さらに、aikoの「カブトムシ」やポルノグラフィティの「サウダージ」など、カラオケの定番曲も高評価を得ています。
年代別の選曲傾向
年代別に見ると、特に若年層ではポルノグラフィティの「サウダージ」が高評価を得ています。これは単に楽曲の人気だけでなく、SNSでの拡散やリバイバルヒットとして再注目されているからです。同様に、Mrs. GREEN APPLEや超ときめき♡宣伝部といった最近の楽曲が上位に占めています。
また、30代〜40代には、一青窈の「ハナミズキ」やEvery Little Thingの「Time goes by」などが人気。50代〜60代では、中森明菜や松田聖子のような往年のアイドルソングがランクインしており、それぞれの世代に応じた楽曲が楽しめます。
さまざまな楽しみ方
フォーマルな飲み会からカジュアルな集まりまで、カラオケは多くの場面で楽しまれていますが、「サビカラ」はその中でも特に新たな楽しみを提供します。短時間で気軽に盛り上がることができるこのスタイルは、忙しい現代人にぴったりのカラオケとなるでしょう。
みなさんも、短い時間で気軽に楽しめる「サビカラ」を活用し、これまでとは違った新しいカラオケスタイルを一度体験してみてはいかがでしょうか。新しい文化の波に乗って、歌の力を感じてください!