音楽と広告の新たな融合
株式会社Black Cat White Cat Music(以下、BCWC)は、音楽業界での影響力を高めるため、国際的な舞台に立つ機会を得ました。特に注目すべきは、この度の「CHINA4A」におけるグローバルボードメンバーへの選出です。
CHINA4Aとは?
「CHINA4A」は、中国における権威ある広告団体で、国内外の広告業界のエキスパートたちが集まる場です。この団体では、初めてグローバルボードメンバーを選出しました。BCWCは音楽業界の唯一の代表としてこの名誉を受けることとなりました。
9月に北京で行われたオンラインコンファレンスに参加したBCWCのCEO、松宮聖也は、この機会を利用して音楽業界と広告界のの連携の重要性について言及しました。「音楽はアジア文化を動かす力がある」と彼は強調し、今後の展望を示しました。これにより、アジアの音楽企業が国際市場で存在感を示すことの意義が高まっていることを証明しました。
上海国際広告祭(SHIAF)への参加
さらに、BCWCは9月9日に上海で開催された「上海国際広告祭(SHIAF)2025」にもスピーカーとして参加しました。この祭典は、クリエイティブ、イノベーション、デジタル広告の表現を追求する国際的なプラットフォームであり、世界中のクリエイターが集まっています。
松宮氏はここでも登壇し、「音楽がいかにしてアジア文化を動かすか」というテーマでスピーチを行いました。この発言は、音楽の力を通じた文化的交流を促進する重要性を訴え、聴衆に強い印象を残しました。
国際的な舞台での活動
BCWCの活動はこれにとどまりません。今年6月にはフランス・カンヌで行われた「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」において、松宮氏がEntertainment Lions for Music部門の審査委員長を務めました。また、8月にはCOO兼共同経営者のエリック・ライフが韓国の「MAD STARS」にファイナル審査員として参加するなど、国際的なネットワークを広げています。
このようにBCWCは音楽業界の境界を超えて、さまざまなプラットフォームで存在感を発揮し続けています。その結果、音楽を通じて国の壁を越え、世界中のクリエイターと協力して新しい音楽を生み出していく姿勢が強調されています。
松宮聖也のビジョン
松宮氏は、「今、中国はグローバル市場との接点を広げる重要な局面を迎えている」と述べています。広告業界もその波に乗り、アジアを代表する音楽企業として広く知られることが求められています。BCWCにとって、このような機会があることは非常に意義深いと感じており、「アジアから世界へ新しい価値を発信していきたい」と意気込みを語っています。
Black Cat White Cat Musicとは
BCWCは2018年に設立された音楽エージェンシーです。東京都渋谷区に本社を置き、ロサンゼルスやタリンにも拠点を構えています。映画や広告など、幅広いジャンルの映像音楽を制作しており、世界のアーティストとのコラボレーションも行っています。日本の音楽を海外に発信する一方で、海外の音楽も日本に届ける架け橋となっています。
まとめ
これからのBCWCは、音楽と広告の新たな連携を通じてさらなる成長を期待されており、音楽業界において重要な役割を果たすことが期待されています。BCWCの挑戦は、国際舞台での影響力を高め、アジア文化を世界に届けるスピーチと活動を通じて続いていくことでしょう。