ブランバーグ個展
2026-06-22 19:10:21

ダニエル・ブランバーグ初の個展「Palm Of The Hand Drawings」が高円寺で開催

ダニエル・ブランバーグ個展「Palm Of The Hand Drawings」



2026年6月26日から7月5日まで、高円寺にあるtata bookshop / galleryで、アーティスト兼作曲家のダニエル・ブランバーグの日本初個展「Palm Of The Hand Drawings」が開催されます。この展覧会では、彼の独創的なドローイング作品が紹介され、アートと音楽の新たな融合が体験できます。

ダニエル・ブランバーグは1990年にロンドンで誕生し、ドローイングだけでなく、音楽制作や即興演奏など幅広いジャンルで活動しています。彼の作品は、Balice Hertling(パリ)、Triennale Milano、Kunsthal Rotterdam、Deichtorhallen Hamburg、KW Institute for Contemporary Art(ベルリン)など、国際的に名の知れたギャラリーで展示されてきました。ブランバーグはまた、映画『Sotto le Nuvole』や『The Brutalist』などのサウンドトラックも手掛けており、特に『The Brutalist』では2025年のアカデミー賞作曲賞を受賞するなど、その音楽的な才能も評価されています。

今回の展覧会では、ブランバーグが持参した小型の銀製フォトケースに収めた特別なドローイングのコレクションが展示されます。このフォトケースは、19世紀以来、家族や恋人の肖像写真を保持するために使用されてきたものです。ブランバーグはそれを自身の個人的な記憶を保存するためのツールとしてではなく、より開かれた創造的な表現の場とすることを目指しています。

また、展覧会のテーマは川端康成の『掌の小説』に触れ、ローベルト・ヴァルザーの『Microscripts』からのインスピレーションも受けています。これらの作品は小さなフォーマットに大きな時間や空間、そして無限の想像力を詰め込む試みとして評価されています。ブランバーグのドローイングは、銀筆(シルバーポイント)という、鉛筆が普及する前から使われてきた手法で制作されており、時間とともに変化する特性を秘めています。この技術を通じて、ブランバーグはドローイングを完成品としてではなく、時間の流れを記録し続けるプロセスとして位置づけています。

さらに、展覧会の期間中の6月29日には、草月ホールにて「Keiji Haino & Daniel Blumberg / Ellen Arkbro & Reigakusha Gagaku Ensemble」というイベントも予定されています。この公演では、2026年のヴェネツィア・ビエンナーレ音楽部門で金獅子功労賞を受賞した灰野敬二とのコラボレーションが行われ、新たな音楽体験を提供します。

展覧会詳細


  • - 会期: 2026年6月26日(金)~ 7月5日(日)
  • - 開廊日: 木曜日 - 日曜日
  • - 時間: 13:00 - 21:00
  • - 会場: tata bookshop / gallery
東京都杉並区高円寺北2-38-15

関連プログラム


パフォーマンス


  • - 出演者: Keiji Haino & Daniel Blumberg / Ellen Arkbro & Reigakusha Gagaku Ensemble
  • - 開催日時: 2026年6月29日(月)
Doors 18:15 / Start 19:00
  • - 会場: 草月ホール
東京都港区赤坂7-2-21
  • - チケット: ¥8,000(税込)
  • - プレイガイド: イープラス/ZAIKO

ダニエル・ブランバーグの個展は、アートを愛する人々にとって必見のイベントです。彼の独特な創作プロセスや音楽的な声を体感し、視覚芸術の新たな地平を探求する貴重な機会となることでしょう。


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