九州エリアでのデジタルOOH広告配信開始
JR九州エージェンシー株式会社とLIVE BOARDは、九州の主要駅にデジタルOOH広告を導入し、広告配信の新たな手法を展開します。2025年3月1日から、博多駅、長崎駅、鹿児島中央駅のデジタルサイネージがLIVE BOARDのマーケットプレイスと連携します。これにより、従来の販売方法に加え、インプレッションに基づいた広告配信が可能になります。
九州の3駅にデジタルサイネージを導入
博多駅の「筑紫口90インチ2面セット」、長崎駅の「新幹線改札口デジタル4面セット」、鹿児島中央駅の「70インチデジタル」および「60インチ4面マルチ」がそれぞれ設置されます。これにより、交通アクセスが非常に良いこれらの駅で、観光客やビジネスパーソンに向けた広告訴求が期待されます。
主要駅の詳細
- - 博多駅:筑紫口に設置された90インチの大型サイネージ2面。空港利用者や新幹線・在来線の利用者への訴求が期待されます。
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掲出開始日: 2025年3月1日(土)
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放映時間: 6:00~24:00
- - 長崎駅:新幹線改札付近に70インチのデジタルサイネージ4面を設置。特に新幹線利用者に訴求が行える場となります。
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掲出開始日: 2025年3月1日(土)
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放映時間: 7:00~23:00
- - 鹿児島中央駅:新幹線改札内のコンコースに70インチのサイネージと、60インチ4面のマルチが設置されます。
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掲出開始日: 2025年3月1日(土)
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放映時間: 7:00~23:00
新たな広告配信の可能性
これまでの広告配信は、掲出期間や回数の指定が主流でしたが、今回導入されるインプレッション(VAC)販売により、実際に広告を視た人数に基づく効果測定が可能になります。NTTドコモの位置情報データや解析技術を取り入れ、広告接触の可能性がある人数を正確に把握し、ターゲットを絞った配信が実現します。
OOH広告の未来
LIVE BOARDは、屋外広告の領域で初めてインプレッション基準の配信を実現しました。多様な展示要素をもとに、ターゲティングの精緻化を図ることで、これまで難しかった条件にも配慮した広告展開を可能にします。特に、公共交通機関や駅構内などでの広告は、日々多くの人々が利用するため、大きな影響力を持つと考えられます。
地域と密着した広告戦略
JR九州エージェンシーは、地域密着型の広告戦略を強化しを進めています。広告が必要とされる時代背景を鑑みながら、地域の特性や利用者の動向に応じたマーケティングを実施していく方針です。
この動きは、九州エリア内での広告表現の多様化を促進し、より多くの観光客やビジネスパーソンにアプローチできる機会を生むでしょう。目新しいデジタルサイネージを通して、地域の魅力を発信し、活性化を図る取り組みが期待されます。