メガテラ・ゼロ、圧倒的な表現力で魅了した東京ライブの全貌
2025年8月22日、東京・Zepp Hanedaで行われたメガテラ・ゼロのワンマンライブは、ファン待望のカバー限定ライブでした。この日、満員の観客を前に、メガテラは自身の圧倒的な歌唱力と表現力で、さまざまな人気曲を披露しました。チケットは発売と同時にソールドアウトし、当日は1Fのスタンディングエリアも、2Fの座席も満席。開演前から会場の期待感は高まるばかりでした。
ライブの幕開けを告げる影アナウンスが流れると、なんとその声はメガテラ本人でした。「ランニングして真っ黒な俺を見て!」という言葉で会場を盛り上げ、オープニングを迎えました。彼がステージに登場し、『懐かしいを攻める』というテーマで、J-POP、J-ROCK、アニソンなど多彩なカバー曲を歌うことを宣言。最初に披露したのはSPYAIRの「サムライハート(Some Like It Hot!!)」で、力強い声でファンの心を掴みます。サビでの観客との一体感は圧巻でした。
続いては、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「リライト」。イントロの歓声と共に始まり、観客も一体となって曲に合わせて手を叩き、声を合わせて盛り上がりました。メガテラはその後も「丸の内サディスティック」や「1/3の純情な感情」といった名曲を情熱的に歌い上げ、観客達の熱気もますます高まります。
その後に登場したアコースティック・コーナーでは、心に響くバラードが披露されました。「変わらないもの」や「カタオモイ」を繊細に歌い上げる彼の姿は、全ての観客の心をつかみました。メガテラは自らの成長を語りながら、聴き手との距離を感じさせないパフォーマンスを展開しました。
更にサプライズゲストとして、FIELD OF VIEWの浅岡雄也さんとシンガーソングライター大柴広己さんが登場。これには観客も大喜び!「さよならミッドナイト」をデュエットし、会場は感動の渦に包まれます。メガテラのファンからも温かい拍手が送られました。
ライブの後半には、再びフルバンドでの演奏へ。会場はさらにヒートアップし、「カサブタ」や「世界が終るまでは…」などの名曲で盛り上がりを見せました。アンコールでは、再度ゲストを呼び込み、フィナーレへ。この日は特に印象的なライブとなり、メガテラのパフォーマンスは観客の心に深く刻まれました。
次のライブは8月29日のYouTube Music Weekend、10月13日にTOKYO ISLAND 2025で行われる予定です。メガテラ・ゼロの活躍から目が離せません!
ライブセットリスト
1. サムライハート(Some Like It Hot!!)(SPYAIR)
2. リライト(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
3. 丸の内サディスティック(椎名林檎)
4. 1/3の純情な感情(SIAM SHADE)
5. もっと光を(BLUE ENCOUNT)
6. 風の日(ELLEGARDEN)
7. Missing(ELLEGARDEN)
8. ウィーアー!(きただにひろし)
9. Butter-Fly(和田光司)
10. 変わらないもの(奥華子)
11. PEOPLE GET READY(ハナレグミ)
12. カタオモイ(Aimer)
13. OH MY LITTLE GIRL(尾崎豊)
14. ラヴ・イズ・オーヴァー(欧陽菲菲)
15. さよならミッドナイト(大柴広己)(With 大柴広己、浅岡雄也)
16. サクラミツツキ(SPYAIR)
17. Wherever you are(ONE OK ROCK)
18. カサブタ(千綿ヒデノリ)
19. 世界が終るまでは…(WANDS)
EN1. DAN DAN 心魅かれてく(FIELD OF VIEW)(With浅岡雄也、大柴広己)
EN2. 真赤(My Hair is Bad)
取材・文:岡本貴之
写真:スエヨシリョウタ