製本研修の魅力
2025-03-05 16:43:53

東京の製本会社が提供する新しい製本研修「一日製本職人」

本の魅力を再発見!「一日製本職人」研修のご紹介



東京美術紙工協業組合が2025年3月に開始する新たな製本研修「一日製本職人」は、これまで業界内向けに提供されてきた内容を一般の皆様にも開放する画期的なプログラムです。本研修は、ハードカバーからソフトカバーまで、さまざまな書籍製本の技術を一日で学べる内容となっており、オンライン要素も取り入れています。

研修プログラムの概要


研修は全4グレードに分かれており、初心者から上級者まで、自身のレベルに応じた内容を選べるようになっています。具体的には、入門KURUMIコース、初級KurumiPROコース、中級TAKUMIコース、そして上級の「一日製本職人」コースがあります。これにより、多様なニーズに応えつつ、自宅で簡単に参加できるよう工夫されています。

各コースの特徴


1. 入門KURUMIコース


このコースでは、製本の基本を誰でも簡単に学び、実際に製本が体験できる内容です。特にお子様やシニア層にも配慮した設計で、手製本の楽しさを味わうことができます。また、製本キットKURUMIを使って、世界中で愛される製本体験ができます。オンラインでのライブ配信も実施し、全国から参加可能です。

2. 初級KurumiPROコース


初級者向けのこのコースでは、実際に本を作る過程を体験できます。製本の仕組みを深く知ることができ、ヴァーチャル製本工場見学を通じて、製本機械の臨場感も楽しめます。

3. 中級TAKUMIコース


本格的な製本を学ぶこのコースでは、実際の製本工場での見学や、機械の内部を記録した動画による教育が行われます。自宅で必要な道具を揃え、A6版の角背上製本を作ることができます。

4. 上級一日製本職人コース


最も専門的なこのコースでは、実際の機械製本の現場を体験することができます。ただし、リアル開催のみとなっており、オンラインでは参加できません。

紙の本を守るために


「今回の研修の開発は、現状の紙の本市場の縮小という厳しい現実に対抗するため」、と代表の加藤裕隆さんは語っています。「製本の工程のクリエイティビティを体感することで、本への愛着を育む機会を提供したい」という思いも込められています。

特に、若年層に対して本作りを通じて知的・情緒的な体験を提供することが期待されており、紙の本への理解を深める第一歩として注目されています。

SDGsへの取り組み


東京美術紙工協業組合では、環境に優しい製本の実現にも力を入れています。廃棄される予定の材料を活用し、独自の製本技術を開発することで、持続可能な社会の実現を目指しています。製本キットKURUMIやスピンチャームなど、エコな製品のラインナップも充実しています。

本研修を通じて、参加者が製本の楽しさに目覚め、さらなるクリエイティブな活動が広がることを願っています。興味がある方は、ぜひ参加検討してみてください!

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会社情報


東京美術紙工協業組合
所在地: 東京都板橋区舟渡3丁目28番19号
設立: 昭和42年9月25日
公式サイト
商品販売サイト


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