SBI新生銀行が最長50年の住宅ローンを開始、柔軟な返済計画を提供

SBI新生銀行、最長50年の住宅ローンを導入

株式会社SBI新生銀行は、2025年11月17日から、住宅ローンの借入期間を最長50年に延長する新サービスを開始します。近年の住宅市場の変動やライフスタイルの多様化を受け、より柔軟な返済計画が求められています。このサービスは、特に若い世代が持ち家を持つ機会を広げることを目的としており、住宅購入の選択肢を増やします。

50年ローンの特長

この新しい住宅ローンの最大の特徴は、長期の借入が可能になることです。これにより、月々の返済負担が大きく軽減されるため、より手の届きやすい住宅が増えます。具体的に言うと、例えば5,000万円を金利年0.68％で35年返済とした場合、毎月の返済額は約13.3万円。しかし、50年返済に変更すると、金利が年0.1％上がって年0.78％となりますが、毎月の返済は約10万円に抑えることができ、月々約3.3万円、年間では約39.6万円の負担軽減が実現します。

このように、返済額の圧縮が実現されることで、購入可能な住宅物件の選択肢も広がります。たとえば、金利年0.68％で毎月の返済額を13万円程度に抑えたい場合、35年返済では約4,900万円までの借入が可能ですが、50年返済にすると同じ返済額で約6,500万円の借入ができるようになります。これにより、より広い物件や、立地条件が良い住宅の選択肢が増えるのです。