全国GREEN LIGHT-UP PROJECT 2023
毎年恒例の「全国GREEN LIGHT-UP PROJECT」が今年も10月16日(木)のグリーンリボンデーを中心に開催されます。このプロジェクトは、公益社団法人日本臓器移植ネットワーク(JOT)が中心となり、全国の著名なランドマークや建物を移植医療のシンボルカラーであるグリーンにライトアップします。今年は、過去最多の47都道府県、308箇所が参加します。
新たに加わる名所には、「奇跡の一本松」や「出雲大社」など、歴史ある場所も含まれます。このイベントは、ドナーに感謝の意を示すと共に、移植を希望している人たちや医療関係者への応援の意も込められています。
グリーンリボンデーとは?
グリーンリボンデーは、1997年に施行された臓器移植法を記念する日です。この日は、家族や大切な人と「移植」のこと、「いのち」のことを話し合う機会として設けられています。臓器提供に関する意思を互いに確認することで、社会全体で臓器移植への理解を深めることが狙いです。
SNSでのハッシュタグ投稿を呼びかけ
参加者は、自身の地域でのライトアップを撮影し、以下のハッシュタグを使ってSNSに投稿するよう呼びかけています。
- - #グリーンライトアップ
- - #グリーンリボンキャンペーン
- - #グリーンリボンデー
- - #臓器移植普及推進月間
このアクションを通じて、移植を希望する人に光が届くことを願っています。
参加予定の主なランドマーク
以下は株式会社の発表に基づく主なライトアップ予定地の一部です。
- - 北海道:札幌市時計台、釧路幣舞橋
- - 東京都:東京タワー、東京都庁舎、レインボーブリッジ
- - 大阪府:大阪城天守閣、天保山大観覧車
- - 福岡県:博多ポートタワー、旧福岡県公会堂
各地のライトアップは、地域によって異なる日時で実施されるため、詳しいスケジュールは公式ウェブサイトを通じてご確認ください。
グリーンリボンサポーターの募集
また、公式SNSでは「グリーンリボンサポーター」を募集中。グリーンリボンキャンペーンを支援したい方は、いいねやシェアで広めることができ、参加を促進できます。
理解を深めるために
グリーンリボンは、移植医療を促進するシンボルであり、臓器提供者とレシピエントの命を結ぶ大切な存在です。移植医療に関する理解を深めるためには、意思表示が重要です。意思表示には4つの方法がありますので、以下を参考にして、自分の意志を明確にしておくことが推奨されています。
- - マイナンバーカード
- - 運転免許証
- - 意思表示カード
- - インターネットでの意思登録
きちんとした意思表示を行うことで、臓器移植の理解が広がり、より多くの命が救われる社会を実現できるかもしれません。詳細については公式ホームページをご覧ください。