建築文化の対話
2025-03-27 07:28:11

ポルトガルと日本の建築文化が交わる国際シンポジウム開催

国際建築シンポジウム「Related Paths – 4 Architects」



2025年6月3日、国際的な建築シンポジウム「Related Paths – 4 Architects」が大阪の中之島美術館で開催されます。このイベントでは、日本とポルトガルの建築文化が交わり、両国の建築家たちがそれぞれの「路」を紹介します。

イベントの背景と目的


ポルトガルと日本は、それぞれ異なる文化的背景を持ちながら、独自の建築美学を育んできました。日本の建築は、軽やかさや流動性が特徴的で、自然との調和を重視します。一方で、ポルトガル建築は記憶や重厚さを内包し、永続的な価値を感じさせます。

本シンポジウムの目的は、これら二つの建築観がどのように対話し、未来の都市や暮らしにインスピレーションを与えるかを探求することです。4人のポルトガル人建築家が登壇し、各自の作品や建築哲学を通じて、文化の共鳴を考察します。

登壇者の紹介


リカルド・カルヴァーリョ


ポルトガルを代表する建築家の一人で、リオデジャネイロ大学で博士号を取得しています。著書や作品は多くの国際的な展覧会で紹介されており、建築界の巨匠と称されています。

イネス・ロボ


イネス・ロボは、自身の建築事務所を持ち、国内外で活躍する建築家です。彼女の設計理念には、自然や地域社会とのつながりが色濃く反映されています。

リカルド・バック・ゴードン


バック・ゴードンは、その革新的なアプローチで知られ、ポルトガルとスイスで多くの学校改修プロジェクトを手掛けています。彼の作品は、強いコンセプトを基にしたデザインで、多くの支持を集めています。

マヌエル・アイレス・マテウス


歴史的な文脈を重視するアイレス・マテウスは、数々の国際賞を受賞している著名な建築家です。彼は、シンプルでありながら深いメッセージを持つ建築を創り上げることを目指しています。

シンポジウムプログラム


シンポジウムのスケジュールは以下の通りです:

  • - 10:00 イントロダクション
  • - 10:10–12:30 セッション1(リカルド・カルヴァーリョ、イネス・ロボ)
  • - 12:30–13:30 昼食休憩
  • - 13:30–16:00 セッション2(リカルド・バック・ゴードン、マヌエル・アイレス・マテウス)
  • - 16:30 クロージングセッション(登壇者によるディスカッションと質疑応答)

シンポジウムへの参加方法


参加希望者は、ウェブサイトから申し込みが可能です。学生は学生証の提示が必要です。これにより、学術界と一般市民の架け橋を築く機会が提供されます。建築文化に対する理解を深めるために、多くの方々の参加をお待ちしております。

ふるってご参加ください


ポルトガルと日本の建築がどのように交差するのか、そしてそれが私たちの暮らしにどのような影響を与えるのか、このシンポジウムを通じて新しい発見を共有できることを期待しています。ぜひ18ヶ月後のこの特別なイベントにご参加ください!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: 国際建築 ポルトガル 日本建築

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。