段ボール遊具新登場
2026-06-09 17:02:47

段ボール遊具「にじぶろっく」が公園に新たな風を吹き込む!

新たな魅力を持つ段ボール遊具「にじぶろっく」



葛飾区に拠点を置くデザイン事務所・株式会社SaGAS(サガス)と段ボール製造で80年の歴史を持つ丸正製函株式会社が共同開発した屋外用遊具モジュール「にじぶろっく」が、2026年5月30日・31日に葛飾区の曳舟川親水公園で開催予定の「全国みどりと花のフェアかつしか」にて初めて公開されます。このプロジェクトは、地域の産業を生かし、子どもから高齢者まで多世代が楽しむことができる公園のあり方を考えるきっかけとなるでしょう。

公園を変える「にじぶろっく」の誕生の背景



「全国みどりと花のフェアかつしか」は、地域の魅力を広く発信するイベントです。公園が人を惹きつける仕掛けが求められている中、地域のイベントに出店する際に、地方の企業である株式会社じも研が、SaGASと丸正製函の連携を支援しました。彼らの思いが結びつき、今回の「にじぶろっく」という革新的な遊具が誕生しました。

設計者の子どもが「虹ブロックだ!」と言ったことから、製品名は「にじぶろっく」と名付けられました。虹のように人々が集まり、広がる様子が連想されます。このプロジェクトの根底に流れる哲学が、一瞬の子どもの歓声によって形づくられた瞬間でした。

「にじぶろっく」の3つの大きな特徴



1. 組み合わせは無限大



「シンプルさと複雑さの融合」という設計思想が反映された「にじぶろっく」は、バウムクーヘン型の単一ユニットを組み合わせることで、様々な遊び方を実現します。立てる、横にする、重ねるといった多様な遊び方が可能で、訪れた人々はそれぞれの創造力を働かせることができます。また、色彩も7色に加え段ボールの素地色があり、見た目の変化を楽しめる工夫がされています。

2. 職人技とデザインの融合



80年の歴史を持つ丸正製函の職人と、国際的に活動するSaGASの建築家が共同で製作することで生まれた「にじぶろっく」は、地元の技術と新しいデザイン視点の融合によって、耐久性と魅力を兼ね備えています。素材の特性を十分に活かしながら、屋外でも利用可能なように工夫された製品なのです。

3. 見慣れた公園に生まれる新しい風



公園の芝生の上に奇抜な形のおもちゃが現れることで、訪問者はその不思議さに引き寄せられます。この「異物感」が遊びの発想を促進し、親や祖父母世代も自然と集まってくるきっかけとなります。「にじぶろっく」は、公園を単なる「与えられた場所」から「自分で能動的に楽しむ場所」へと変え、人々の関係性を深める仕掛けとなるのです。

製品の特徴と仕様



「にじぶろっく」のユニットサイズは外径1,200mm、内径640mmの円を3分割した120度円弧型で、横幅280mm、高さ280mm、重さは約7kgという設計。今回のイベントには12ユニットが用意され、その全てが段ボールで製造されています。各ユニットの塗装もふんだんに使われ、バリエーション豊かな公園の景観を楽しめます。

期待される未来の公園の姿



「段ボールという素材が持つ可能性を生かしたことが嬉しい」と語る丸正製函の代表は、この遊具によって子どもたちが自然に集まり、楽しむ姿が目に浮かぶと期待を寄せます。公園が家のように感じられる場所になればと願うSaGASの杉浦氏も、みんなの手によって育まれる環境の重要性を強調しています。

葛飾区の地場産業と先端的なデザインが一つの形となった「にじぶろっく」は、公園の新たな可能性を秘めているのです。今後も、この魅力的な遊具が地域の人々に愛され、親しまれる場所を生み出していくことを期待しています。


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