AI活用よろず相談会、東京での取り組み
AIストーム株式会社が、特定非営利活動法人エムシーイーアイ東京と協力し、新たに始まった「AI活用よろず相談会」。このイベントは全3回のシリーズであり、実際に企業が持つAIの活用に関する課題を明らかにし、その解決策を探るワークショップです。第1回は2026年4月22日に東京都中央区の同支部事務局で開催されました。
開催の背景
現在、AI技術は急速に進化していますが、これに対して日本国内ではIT人材の不足が予想されています。経済産業省の試算によると、2030年には約79万人ものIT人材が不足するとされています。このような背景の中、AIを現場で実装することができていない企業が多く存在し、それが競争力を低下させる大きな要因です。AIストームは、この課題に真剣に取り組むことを決意し、相談会を設立しました。
第1回のテーマ
第1回のテーマは「課題発掘 × AI活用アイデア創出ワークショップ(現状把握フェーズ)」でした。AIを用いてどのようなビジネス成果を上げるかを中心に議論を進め、企業が抱える具体的な問題を共に探求しました。
当日の様子
参加企業は、AI活用の具体的な事例を共有した後、自社が抱える痛みや課題をAIを通じて解決策へと導くための対話を繰り広げました。相談役には、AIストームの代表取締役社長、今井俊夫氏と、チーフ・データサイエンティストの進藤裕之氏がつきました。進藤氏は、奈良先端科学技術大学院大学で博士号を取得し、多くの企業のDXやAIプロジェクトを成功に導いた実績を持つデータサイエンティスト。彼らは、経営視点と技術視点の両方から、参加企業が直面する課題に取り組んでいきました。
議論の結果、上場企業を含む参加企業すらもAIを十分に活用できていない共通の課題が浮き彫りになりました。DXによる業務効率化が進行する一方、AIをビジネス成果につなげるためには本気で取り組む企業が少ないのが現状です。進藤氏は様々な業界での成功事例をもとに、新しいサービス開発のアイデアを提示し、参加企業が今後の施策に取り組むためのヒントを提案しました。少人数制ならではのリラックスした雰囲気の中、参加者たちは真剣な議論を交わしました。
次回以降の予定
第2回は2026年6月26日予定で、初回に浮かび上がった「AIをビジネス成果へ結びつける」というテーマをさらに深めていきます。特に、実現可能なプロジェクトに落とし込むための設定や必要データの洗い出しなど、「設計フェーズ」に位置づける内容です。
また、第3回は「実行→改善フェーズ」として実行結果のレビュー及び改善計画の策定を行う予定です。参加企業がAIを活用し、成果を上げるためには、現状把握から設計、実行そして改善までのプロセスを一貫してサポートしていきます。
中期ビジョンへの接続
AIストームは、時価総額500億円を達成するという中期的なビジョンを掲げています。この目標は、AIを活用する企業と共に成長を重ねることによって実現されると考えています。相談会は、その第一歩として位置付けられており、AIを現場で活用し、事業の成果を生むことが、その後の成長の原動力となるのです。
このように、AI活用よろず相談会は、企業にとってのAI活用の新たな可能性を切り拓く場となることを目指しています。AIストームは着実に、そして力強く進んでいきます。