生活者の声をビジネスに生かす新サービス『ニーズコネクト』の登場
2026年4月1日、BIPROGYは小売業界向けに新たなサービス「ニーズコネクト」を開始します。このサービスは、購買データと連動した生活者の声を迅速に収集し、実際のビジネスに活用できるものです。従来の手法では捉えきれなかった消費者の本音を、アプリを利用することで簡単に収集できるという特徴を持っています。
小売業界の課題を解決
小売事業者が抱える問題の一つに、プライベートブランド商品の開発が挙げられます。生活者のニーズに応じた商品開発は、データの収集と利活用が不可欠です。しかし、従来の市場調査やテストマーケティングにかかるコストは高く、また良質な意見を集めるのが難しいという課題もありました。
「ニーズコネクト」は、こうした背景を考慮し、既存の小売業者の会員アプリを活用しています。これにより、消費者が実際に購入した商品について簡単に意見を投稿できる仕組みを提供します。
生活者の声を集める仕組み
このサービスでは、会員同士の意見交換が活発に行えるよう、ユーザーにとってストレスの少ない評価方法が導入されています。購入商品に対し「よかった」または「イマイチ」の二択評価と共に、自分の考えを自由に書き込むことができます。集まったデータはAIによって分析され、簡潔なレポートとして提供されるため、生活者の声を効果的に活用できます。
特に注目すべき点は、収集したデータがID-POSと名付けられた購買行動データと連動しており、「誰が何を買ったのか」という具体的な情報に基づいて意見をフィードバックできることです。性別や年代分けした傾向を分析し、消費者がどのような理由で評価を下したのかを明らかにすることが可能です。
イズミでの採用が決定
「ニーズコネクト」は、すでに中国・四国・九州地区でスーパーマーケットチェーンを展開する株式会社イズミによる採用が決まりました。彼らはこのツールを用いて、より消費者のニーズに合った商品顔つきを追求しようとしています。
今後の展望
BIPROGYは2026年度中に「ニーズコネクト」への機能追加を計画しています。例えば、レビュー機能に加えて、アンケート・リクエスト機能も導入し、さらには小売事業者からの情報発信機能を整備する予定です。また、将来的には、消費者の声を活用したキャッチコピー作成の機能や店舗でのクリエイティブ制作も視野に入れています。
「ニーズコネクト」を通じて、生活者の声をしっかりとビジネスに活かす新たな時代が期待されています。実際のフィードバックを通じて、商品の改善や販促活動がどのように進化するか、今後の展開が楽しみです。